スキズの最年長① (ページ7)

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△不安ページ7

周りはシーンと寝静まる深夜

僕にはいつも抱えてる思いがある…

“不安”だ。

理由はわからない
ただ不安になる時がある

そんな時は訳もなく涙が出る

悲しいわけでもない
ただ不安なだけ

けど、その不安の理由もわからない

頭ではこんな時間に…と思ってる
けど、体は勝手にある人の部屋へと向かっている

チャニヒョンの部屋からはまだ作業をしてるのか小さく音が漏れている

そんなヒョンの部屋の前を進み1番奥にある部屋の前へと行く

ハン「・・・ニーチャン、、」

小さな声で呼ぶ

聞こえるか、聞こえないかぐらいの小さな声
けど、今自分が出せる精一杯の声

するとゆっくりと扉が開く

ハン「ニーチャンっ、、、」

いつもと変わらないヒョンの姿に
また勝手に涙が出る

『ジソン？・・・おいで、』

ヒョンは何も聞かない
どうしたの？とも何があったの？とも

何も聞かず、僕の手を引き
ただ電気を消してヒョンのベッドで一緒に寝てくれる

ヒョンの匂い
優しくて大好きな匂い

ハン「ニーチャン、、…、」

『ん？』

ハン「・・・なんでもない、、」

『ㅋㅋㅋおやすみ、』

ハン「ヒョン、、」

『ん？』

ハン「ポッポ…して…、、」

ヒョンは優しく僕の額にポッポしてくれる

ハン「ヒョン、スキンシップ苦手じゃなかったの…？」

『ジソンだけ、特別だよ』

これは僕とヒョンしか知らない2人の秘密

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トンセンの為なら何だってするソリ。