スノの最年長(１)

※頼るということ ページ34

『38.0度…おいおい…まじか、』

朝から何かいつもと違うとは思ってたけど、
正直今はありがたい事に沢山のお仕事をいただいて、グループとしても、個人としても頑張り時で、
自分の体調を気にする余裕はなかった



マネージャー「どうでした？」

『うん、大丈夫でした。…体温計ありがとうございます』


マネージャー「もし、お疲れなら今日はあとツアーのダンスレッスンだけなので、お休みされては…？」


『いえ、今が1番頑張らなきゃいけない時だし…俺が休んでメンバーに迷惑かけるわけにはいかないので……俺はお兄ちゃんだから…』



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岩本「恭弥くん、ワンテンポ、ズレてる」

『はぁ…はぁ、、ごめん、』



深澤「ちょっと休憩しよ、今無理やり詰め込んでもダメな気がするし…」

岩本「そうだな、、10分ぐらい休憩にする？…恭弥くん、10分で切り替えてよ？」

『っ…、ごめんね、、ちょっと外の空気吸ってくる…』




佐久間「…師匠めっちゃ汗かいてた」

向井「恭弥くんやって汗ぐらいかくでしょ〜w」


渡辺「…兄貴はいつもそこまで汗かかないはず…今日は異様に汗だくだった」

ラウール「…誰よりもお仕事忙しいから、疲れてるのかな…？」

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『ごめん、お待たせ…ちょっとマネージャーと話し込んでた、』

岩本「いや、それは全然大丈夫だけど、恭弥くん大丈夫？」

『ん？何が？』


佐久間「師匠すっげぇ汗だくだったから…」

『えぇ？w俺だって汗ぐらいかくよ？w』


目黒「恭弥くん体調悪いとかないの…？」

『大丈夫だよ、最近ちょっと無理して仕事詰め込んでもらってたから…ちょっと疲れちゃったのかな…？大丈夫大丈夫、心配かけちゃったね』
(目黒の頭をポンポンと優しく撫でる)


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『はぁっ、、はぁ…、』

岩本「恭弥くんやっぱり周りよりワンテンポ、ズレてる」

『ごめんっ…、もう1回お願い…、っ』


深澤「ねぇ、やっぱり体調悪いんじゃないの？」

『大丈夫大丈夫、心配いらないから…ね？』



渡辺「兄貴…やっぱり今日は……、」

一瞬何が起きたか分からなかった
俺が兄貴の肩に手を置いた途端に
兄貴が…

お兄ちゃんが…




倒れていた


渡辺「あに…き…？………っ！！！お兄ちゃんっっっ！！！！！！！！！」

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