また明日。《5》

♯201 ページ1

慎「大丈夫？」


A「私は大丈夫だよ(笑)でもごめんね。長谷川くん色々知ってるだけに、しんどいよね」


慎「しんどくは無いんだけどさ、誰を応援するべきか分かんない。だから、いい感じになるように協力したいんだけど、誰とー！？ってなってる(苦笑)」


A「気遣ってくれてありがと。私の事は気にしないで(笑)相談しといてあれだけど(笑)」


慎「マジそれな(笑)さーてと……探しに行きますか(笑)陸さんより先に見つけよ。じゃないとあの人探しに行くでしょ。そんなの嫌だよね？(笑)」


A「長谷川くん、デキる男……神！(笑)」


慎「何言ってんの(苦笑)どこ探そうか。てか、探す場所自体無いんだよなー」


ここ、プライベートビーチだから人も全然いないし、周りは何も無い
岩陰とかそういう場所しか見当がつかない


A「ね、あっちの方行ってみない？岩の所」


慎「うん。あそこくらいしか無いよね探す所。あとはその向こうの岩」


A「岩しかないね(笑)ちょっと遠いなぁ……」


慎「あそこでさぁ、陸さんが来るの待ってたとしたら俺ちょっと引くかも」


A「……待ってそう(笑)」


慎「ねぇ、なんで？あの人陸さんが好きなの？」


A「さぁ……どうなのかな」


好きなのか、ただの私への嫌がらせなのか
ジャイアン的な“全て自分のモノ”って人なのか？


慎「行こっか。ダルいけど(笑)」


A「私一人で行くよ」


慎「ダメ。さっきの壱馬さんの顔見た？何で慎が行くねんって顔してたのに、俺一人で戻ったら殺される(笑)」


A「殺しません(苦笑)」


慎「はいはい、行くよー(笑)」

♯202→

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