五条家に仕えし化け狐 【五条悟】

episode 31 ページ40

五条「昨晩、未登録の特級呪霊２体に襲われた」









楽巌寺「！……それは災難じゃったの」









五条「勘違いすんなよ。僕にとっては町でアンケート取らされた位のハプニングさ





その呪霊達は意思疎通が図れたし、同等級の仲間もまだいるだろう






敵さんだけじゃない…秤に乙骨、そっちの東堂。生徒のレベルも近年急激に上がってる。







去年の夏油傑の一件。そして現れた宿儺の器…」









楽巌寺「何が言いたい」









五条「分かんないか、アンタらがしょーもない地位や伝統のために塞き止めていた力の波が



もうどうしようもなく大きくなって押し寄せてんだよ。









これからの世代は、“特級”なんて物差しじゃ測れない。」









すると喋っていた五条がニヤリと笑う









五条「牙を剥くのが僕だけだと思ってんなら、痛い目見るよおじいちゃん！！」









楽巌寺「少し、お喋りが過ぎるの」









『あら、牙を向くのは悟だけじゃないわよ』









いつの間に人間の姿になったのか、Aが五条の前に立っていた









三輪「(!あれが噂の…か、ｶﾜｲｨｨ!!!しかもちっさくて美人ｯｯｸｩー、推せるｯ)」









座っている楽巌寺を立っているAは見下した目で見る









『悟に何かしたら、悟の大事な物に手を出したら私も黙ってないこと









お忘れ？』









楽巌寺「……」









『今、五条家に仕えてる訳じゃないの。“悟”に従ってるのよ、それ以外の人間は心底どうでもいい…





貴方達じゃ私の足元にも及ばないんだから』









楽巌寺「躾がなってらんのぉ」









五条「おー怖っ！
言いたいこと言ったから退散しよーっと…A行くよ〜




あ、夜蛾学長は２時間くらいでくるよー」









Aは五条に呼ばれ、ドアに向かっていった五条に着いていく









最後の2時間と言うワードに付き添いの三輪は内心驚きの顔をしていた

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