五条家に仕えし化け狐 【五条悟】

episode 21 ページ28

虎杖が生きている事を知っているのはあの場にいた者のみ









地下でひっそりと五条と特訓をしている虎杖を最初は見ていたが途中で飽きたのか









五条から離れ地上に出たAはグラウンドに向かった









真希「あ？あれAじゃ…」









パンダ「本当だ珍しい」









『ｷｭｩ』









真希「悟はどうしたよ」









グラウンドには恵たち、真希やパンダ、棘がいた









『ｷｭｩ…』









パンダ「んーその状態だと俺たち言語化できないんだよな」









パンダがそう言うとため息をつく様に鳴くとﾎﾞﾌｯと煙が出る









『相手にしてくれないからこっち来た、以上』









真希「ふーん、じゃあ今暇なんだな？少し相手してくれよ」









『嫌、体力消費したくないもん。そもそも私とじゃ相手にならないんじゃなくて？』









棘「しゃけ」









正論を言われなにも言えなくなった3人はAに頼むのを諦めようとした









伏黒「Aさん、お願い出来ませんか」









輪の中に伏黒が入ったと思えばAに頭を下げお願いをした伏黒に2年と野薔薇は驚く









何もそこまで…と言う声も









『…(今この人間を鍛えておけば悟の仕事が軽くなる、つまり構って貰える…！)









5分、いや3分だけね』









伏黒「！！ありがとうございます」









間を空けﾆﾔｧと歪ませながら答えたAを見た2年は絶対何か企んでると察した

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