episode 32 ページ33
甚爾「五条悟は俺が殺した」
「…そう、まぁ悟を最初に刺した時からこの殺気は抑えられなかったけどやっぱり__
お前はここで排除する」
フラフラしながら立ち上がると天内の前に移動し甚爾から天内を隠すように立つ
甚爾「女が言うセリフと殺気じゃねぇな」
「傑、最初から飛ばす。いいよね」
夏油「ああ。」
「(呪力を抑えてたけどもうその必要は無い。私に勝ち目は__いや、私ならいける)
出水ッ」
今まで以上に出力をあげ、背後に周り首を切ろうと振るうが刀でガードされる
甚爾「ホント水城家の術式は面倒だ、コロコロ形を変える」
「喋る余裕なんてあるのかしらッ!!」
ガードされていた出水のあちこちから鋭い棘のような形状に
だがそれすらも簡単に避ける甚爾
だが下がった背後には夏油の呪霊
夏油「死ね__」
殺ったと思った、だが__
甚爾「終わりだな」
夏油「オマエがな」
背後にいた呪霊がフェイクだと気づいていたのか意図も簡単に呪霊を切り刻んだ
すぐさま夏油がゴリ押しで叩こうとする
いけると思った瞬間
ザシュッ
「傑ッ!!!」
そのまま身体を蹴られ地面に落ちる夏油
甚爾「術師なら死なねぇ程度に斬った。式神使いなら殺したが、呪霊操術となるとな
オマエの死後、取り込んでた呪霊がどうなるかわからん
ここで面倒事は避けたい」
親に恵まれたなと言いながら夏油の頭を足でつつく
「傑から離れろッ゛!!(水瘤弾!!)」
甚爾「おっと、危ねぇ危ねぇ」
甚爾を狙って弾丸の様に放つが避ける
甚爾「あんまりしたくないが追いかけられると面倒だな」
シュッ
「ッ゛〜」
あっという間に接近され軽く切られたAは膝を地面につく
甚爾「将来が楽しみな人材はここで殺すには惜しい。足止め程度だ」
甚爾はそのまま天内を持ち上げその場を去ろうとする
「理子ッ!」
甚爾「また会う時は更に美人になってる時だろうよ、水城A」
じゃあなと手を振り去って行く
天内に伸ばした手は届かず終わった
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作者名:サラ | 作成日時:2020年12月6日 0時