愛され女子 【俺スカ】

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原田「 私はあそこに座ってらっしゃる校長先生に呼ばれて来たんですど 」

教師も生徒も一斉に校長先生の方を見た


東条「あれがうちの担任?…マジ?やばいおじさん来ちゃったじゃん」


「秀一達が言ってた事がほんとに起きたね…」


みんな信じられないのか、隣同士や後ろの人達と喋り始めた

それを先生達が辞めるように声をかけるが収まらない


原田「はーい、はいはい。あのね今人が喋ってるからね!」


東条「あのねって…wだってオネェ言葉じゃ〜ん」


結衣「きもーいw」


2人の言葉のあとに次々に「ぶーす!」「似合ってねぇよ!!」などが聞こえてくる


原田「 聞きなさいよ…クソブスどもがっ!!」


「ｯ!!」


マイクで大声を出したせいでうるさいぐらいの音量が出た

大きい音が苦手な澪奈は耳を塞ぐ

それに気づいた明智は澪奈の頭を撫でた


原田「あんたたち私見て笑うのは勝手だけどさ

そうやって他人バカにして笑ってるあんた達の方が

よっぽどブスだからね ? 」



「うう、ブスとかの前に大声出さないで〜(涙目)

自分がブスなのは知ってるから…」


東条「いや澪奈はブスじゃないだろw」


明智「澪奈は可愛いから、自信持て」


「うーん………」


そう話している間にも話は進んでいた


原田「はい。にやにやブス 、はいすかしブス

どうせ上っ面だけ見て世の中わかった気でいるんだろ

まっそういう授業では教えられないっていうか…考えたことも無い 。

でも人として知っておかなければならないことをあんた達みたいなバカに

きっちりお仕置きをして根本からたたき直して…!」


東条「やばいおじさん!」


原田「あ゛?」


話していたところに東条が割り込んだ

話を割り込まれたせいか低い声が響く


東条「先生、セクハラしないでくださいねぇ? 」


原田「やばいおじさん? 」


東条「やばいおじさ〜んw」


ステージから降り、マイクを持ったまま東条の方へまっすぐ進んでいく

真ん中に並んでいた生徒は左右に寄り道を作る


原田「あんた私ナメてる ?ナメてるんならさそっち行ってやるから

ペロペロしろよ、ナメられねぇだろうが ! 」


東条「はぁ?! 」


原田「いい?私はね、やばいおじさんよりやばいかなりやばいおじさんなんだよ

大声で下品な言葉叫んでるヤツとは

ランクが違うんだよ!恋してやろうか……コノヤロウ 」



「なんか凄い人来ちゃった…」

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