愛され女子 【俺スカ】

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体育館からリズミカルな音楽が聞こえる

チア部が練習をしているのがよくわかる

「…(あれ?顧問の先生変わったのかな?)」

体育館に入るとチア部が丁度休憩に入ろうとしていた

茜「あ!マイ天使ー!!」

「うっ、茜危ないよ」

1番最初に気づいた茜が澪奈に飛びついた衝撃でちょっとふらつく

他のチア部のメンバーも次々に澪奈の周りを囲む

原田「あれ、湊じゃない。あの子もチア部?」


田中「いえ、あの子は委員会に所属しているので部活動はしてないんです

たまにチア部に顔をだしに来るんです」


原田「へー」


「作ってきたよ!」

風呂敷を外すとタッパーの中に、レモンはちみつ漬けが入っていた

結衣「いつもありがと!みんな休憩ー!」


結衣の掛け声でみんなその場に座り、食べたり話していた

原田「あの子、気が利くじゃない。」


「あ、田中先生と原田先生居たんですね」

原田「あんたやるじゃない、チア部に入ればいいのに…マネージャーとか」


「………委員会があるので!」


原田「ふーん」


時間は過ぎていきあっという間に外は真っ暗

原田「ちょっとあんた達練習し過ぎじゃない?」


「大会前なので最近こんなですよ?」


原田「ブラック部活じゃない……」


「でも…朝練もあるから大変そう…」


原田「えっ!!!?朝練もあるの?!」


「え、はい…私は来れないんですが」


原田「…………」

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