【約束のネバーランド】カスミソウの様な少女 【ノーマン】

40話 「諸刃の剣」 ページ42

子供たちが元気よく外で走り回っている

その様子をカメラで撮るレイを見つけた

レイ「確認するぞ、昼飯の後自由時間に入ったら俺がママを惹きつける

ノーマンとエマ、エレナは塀に登って下に

ドンとギルダは外からハウス2階の南窓が見える位置にいろ」


ドン、ギルダ「「？？」」


レイ「万一、俺がママをひきつけられなかったら合図する

エマ達に伝えて速攻で下見中止させろ

決行日までは6日だが、究極次の1月

俺の満期出荷まで2ヶ月半の時間がある。なにかあれば下見は即中止

あくまで水面下、制御可能を装うんだ」


ドン、ギルダ「「うん…!」」

「ドン遊んで遊んでー!!」


「ギルダもー!!」


子供たちに呼ばれた2人は何もなかったように普通に戻り遊びに行った


エレナ「レイ…ちょっといいかな?」


レイ「?」








レイ「はぁぁ!!?発信機壊せるをシスターに掴まれた?!」


ノーマン「…決行日を早めたい、発信機はいつ壊せる?」

レイ「……はぁ」


ため息をつくとレイはベッドの下からカメラを取り出し3人に向けた

カシャｯ

エマ「っ!!いきなりなに!!」

レイ「…これで最後のパーツが揃った。もういつでも壊せる」

ノーマンにカメラを手渡す

ノーマン「………」

レイ「…ﾊﾊｯ」

エマ「んー?」

エレナ「なになに?」

2人はレイの手にある紙を見ると自分たちがいた

エレナ「凄い…」


レイ「変な顔」


エマ「ひどーい!」


ノーマン「これはまさに諸刃の剣だね…

僕達が発信機を壊して脱走するのが先か

それともシスターがこの物証を掴んで僕らを突き出すのが先か」


エレナ「………っ」


レイ「大丈夫、手は打ってある」


レイはそう言うとﾆﾔﾘと笑った

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