3話 「鬼ごっこ」 ページ5
鬼のノーマン以外が一斉に森の方へ走り出す
エマとエレナは一緒に走っていた
エマ「今日こそ絶対逃げ切ろうね、エレナ!」
エレナ「うん!ノーマンをぎゃふんって言わせよう!」
地面を蹴り、大きな石を飛び越え、木の枝に捕まり移動する
運営神経抜群のエマと違い、体力に自信がないエレナだが少しずつ慣れてきてエマにもついていけるようにまで成長した
数十分すると森が静かになった
恐らくほとんどの子がノーマンに捕まったんだろう
エマ「残りは私達だけかな…?」
エレナ「多分…ほぼ全滅したって考えた方がいいかも」
エマ「大丈夫!逃げ切れるよ!…っ!エレナ走るよ!」
足音が聞こえたのか、影に隠れて話していたのを中断し走り始めると後ろから確かに足音が聞こえる
エレナ「エマ!ノーマンが来てる」
エマ「崖を飛び越えたら別れよう!」
崖を飛び越え、向かい側の崖に着くと二手に分かれて行動
エマは木の上、エレナは木の影に
ノーマン「……っうっお!」
突然ノーマンが転んだ
それを上から見たエマは慌てて木から降りノーマンの傍に行く
エレナ「(エマっ!それは嘘だよ…)」←影に隠れて見てる
エマ「ノーマン!」
ノーマン「…転んだふり」
エマ「ずるっ!!心配したのにー…」
ノーマン「エマの弱点は優しいところ
さて、あと一人」
--------
その後ノーマンに隠れている場所がバレ、逃げている最中のエレナ
エレナ「絶対逃げるってエマと約束したから逃げるの!!」
ノーマン「……エレナ体力増えたね(ﾆｺｯ)」
エレナ「えっ!ほんとノーマン!!(ｷﾗｷﾗ)」
ノーマンの言葉で止まり、目をｷﾗｷﾗさせてノーマンを見た
その隙にエレナの肩に触れる
ノーマン「はい、たっち」
エレナ「…ノーマンっ!!!」
ノーマン「エレナの弱点は言葉にすぐ惑わされて思考が一瞬鈍るところ、でもさっきのは嘘じゃないよ」
エレナ「…嬉しいけど…鬼ごっこの時に言わないでよ(ｼｭﾝ)」
エマとの約束を果たせなくてしょんぼりする
ノーマン「…ごめん、お詫びに…よいしょっ」
急に自分の視界が高くなったと思ったら
エレナ「っ!!!!//////ノーマンっ…」
ノーマン「みんなのところに帰ろ?」
エレナの太ももの下側と、腰に手を添え歩き出す
『お姫様抱っこ』
嬉しいけど恥ずかしい想いがあるエレナは顔を隠していた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「約束のネバーランド」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メアリー(前サラ)(プロフ) - じぇるさん» コメントありがとうございます！沢山更新していきますのでよろしくお願いします(*^^*) (2019年4月8日 1時) (
レス) id: 8549a93e88 (このIDを非表示/違反報告)
じぇる - とても面白いです！更新頑張ってください！楽しみに待ってます！ (2019年4月3日 17時) (レス) id: 1df12e5f71 (このIDを非表示/違反報告)
メアリー(前サラ)(プロフ) - ドラゴンさん» あ、ありがとうございます!（土下座）頑張ります! (2019年3月20日 12時) (レス) id: 8549a93e88 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - すごく面白い！更新頑張ってください！ (2019年3月19日 21時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サラ | 作成日時：2019年3月17日 21時
