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37話 「シスターを欺け」 ページ39



暗い暗い廊下、音を少しでも立てたらママにバレてしまうんじゃないかと思うぐらいの静かさ

エマとノーマン、エレナはクローネの部屋の前にいた

若干エレナは眠いのか目を擦りながらノーマンの右手を握っている


音を立てることが出来ない為顔を見合わせて合図をする

コンコン

優しくドアをノックするとドアが開きクローネがいた

静かに黙って部屋に入る


クローネ「何が知りたい?何でも聞いて」


クローネの腕の中には少し所々縫い目があり、痛々しい人形が


エレナ「っ……」


ノーマン「本当に何でも…?」


クローネ「ええ、農園の事でも本部の事でも」


ノーマン「じゃあ」


エマ「あれ見せて。発信機の信号を確認するモニター」


クローネ「………ええ、どうぞ」


クローネは自分の服の右ポケットから懐中時計の形をしたモニターを出し、ゆっくり3人の元へ歩き

ノーマンに渡した


開いて見てみると意外にシンプルで私達がいるところを示している光があるだけ


クローネ「どお?シンプルでしょ、現在地だけで個人の特定は出来ない……発信機がある事は知ってたのね」


ノーマン「ええ、ママに見せられて…でもその場所と壊し方がわからない」


作戦通りに発信機の場所、壊す方法はわかっているがそれを知らないフリをする


エレナ「シスターは知ってますか?」


クローネ「ええ、場所は耳よ。左耳、この辺り」


「「「………」」」


クローネ「壊し方は知らないわ、でも壊すと通知される。そこにも…本部にも

取り出すしかないわ、もしくは切り落とすか」


エレナ「切りっ……!!」


ノーマン「でもハウスにはろくな刃物がない」


クローネ「メスがあるわ、医療用メス。」


ノーマン「外へ出たら薬もない…出て行く時から出血や感染症のリスクまで負いたくない」


クローネ「医務室には薬も道具も備えてある、麻酔もね。まぁ…5人くらいなら足りるでしょ

使い方も教えてあげる、鍵も貸してあげる………


これで解決!さっ!次は?」



−−−−−−

文字数で……次行きます(土下座)

(クローネのあの人形、地味に怖くないですか?←)

38話 「情報」→←36話 「上物より上?」



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設定タグ:約束のネバーランド , 約ネバ , ノーマン   
作品ジャンル:アニメ
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メアリー(前サラ)(プロフ) - じぇるさん» コメントありがとうございます!沢山更新していきますのでよろしくお願いします(*^^*) (2019年4月8日 1時) (レス) id: 8549a93e88 (このIDを非表示/違反報告)
じぇる - とても面白いです!更新頑張ってください!楽しみに待ってます! (2019年4月3日 17時) (レス) id: 1df12e5f71 (このIDを非表示/違反報告)
メアリー(前サラ)(プロフ) - ドラゴンさん» あ、ありがとうございます!(土下座)頑張ります! (2019年3月20日 12時) (レス) id: 8549a93e88 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - すごく面白い!更新頑張ってください! (2019年3月19日 21時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サラ | 作成日時:2019年3月17日 21時

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