【約束のネバーランド】カスミソウの様な少女 【ノーマン】

34話 「交渉成立」 ページ36

クローネ「そしてこれは同時に何か別の要因で心臓が止まると上に通報する送信機でもある」


ノーマン「やはり大人は殺せないって事か」


クローネ「私は農園の中でしか生きられない…だからその中で一番良い暮らしがしたいのよ

ママとして、偽りでも人間の暮らしを…その為にはイザベラが邪魔なのよ

貴方達が逃げればイザベラ(奴)が罪に問われるわ

私は邪魔しない。逃げなさい、それが私の利益になる」


エレナ「…出荷しないの……?」


クローネ「しないわ、協力しましょう!」


みんなの表情が固くなる

その中クローネは手を差し出してきた。協力をするか、しないか、交渉の時間がきた

その手をノーマンが掴もうとするが


エレナ「待ってノーマンっ……」


エレナはノーマンの服の袖を掴みながらエマにアイコンタクトを送る


エマ「…っ!!ｺｸｯ)1つだけシスターに確認させて」


クローネ「なに?」


エマ「貴方が私達を裏切らない保証は?」


エレナ「保証が無い以上、組むことは出来ない……」


クローネ「信用してくれないのね」


エマ「いいからっ!」


クローネ「…レイよ、レイがこの事をママにちくれば私を潰せる。でもレイが二重スパイだった事を

私がちくれば、私はレイを潰せるわ

だからお互い裏切らないし、裏切れない…これでいいでしょう?」


エマ「わかった」


クローネ「交渉成立ね」



クローネは交渉が出来てご機嫌になったのか

情報を提供してあげるから今夜私の部屋にいらっしゃいな

といい消えていった


緊張が溶けエレナはその場に座る


ノーマン「エレナ…大丈夫?」



エレナ「うん、ちょっと怖かっただけ…大人と組むなんて……正直怖い…」


エレナの言葉を森に消えていった



−−−−−


お気に入り80人っ!?

ありがとうございます(泣)

コメントまで下さり………基本作者の妄想のお話なので…

ここまで見てくれてる方がいると嬉しい気持ちと「あ、こんな作品…で大丈夫か?」という考えが……


これからも妄想を爆発させて行きます!( ˇωˇ )


メアリー

35話 「チャンスは逃すな」→←33話 「バレた」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す