29話 「偽りの物語が壊れる」 ページ31
エマ達が食堂に来る頃には準備が進んでいた
エレナ「あ、来た」
エマ「エレナ聞いてよ!凄い…の……」
エレナ「どうしたのエマ?」
エマ「ドンとギルダは!?」
入ってきて直ぐに周りを見始めたエマ
エレナ「二人とも食堂には来てないよ?」
エマ「まさかっ……!!」
エレナ「………?」
数分後
廊下からドンとギルダが歩いてきた
エマ「ドン、ギルダ!よかった〜」
レイ「何処行ってた」
レイは直ぐにドンの前に行き話しかける
夕飯の支度をしていたエレナは状況が掴めていない
夜、子供達が寝静まった時間帯に食堂に集まり静かに話す
食堂の灯りをつけるとママにバレる為、小さなランタンを1つ机の上に置いている
エマは話始めようと思うがドンとギルダの表情を見て中々話始めることができない
そんな静寂の中、レイが切り出す
レイ「で?」
ドン「入ってきたよ、ママの秘密の部屋」
エマ「どうやってっ!?」
ギルダ「ドンが…鍵を盗んで…」
エマ「ママからっ!?」
ノーマン「それでっ…ママには?」
ギルダ「気づかれてないと思う…鍵ももう返したし…多分」
エレナ「むちゃくちゃだよ…もしもバレたら…」
レイ「チッ)エレナの言う通りだっ…馬鹿な事をしてくれたな!
もしカメラ、盗聴器、警報、どれか1つでもあの部屋に着いてたらどうする?
ママやシスターにバレたらお前ら…いや俺達全員っ!!」
ドン「どうなるか言ってみろよ!」
レイ「……」
−−−−−−−
おまけ
※23話では書いていない部分を短くギャグにしました
エレナ「レイ、ごめんね…爪大丈夫?」
レイ「ああ(怒らせないようにしよ…)」
ノーマン「エレナが怒る姿、久しぶりに見たけど迫力あるね」
エレナ「っ……なんか無意識に出ちゃうから…レイ本当にごめん!!」
レイ「いや、俺にも非がある。言い方とかな…」
エレナ「でもレイが私達の為に辛い思いをしてまで…それを知らずに………
お詫びに何でもするから!!←」
レイ「落ち着け、大丈夫だから…な?」
エレナ「………なの……じゃ………」
レイ「エレナ?」
エレナ「ダメなの…それじゃ私が納得しないのっ!!←」
レイ「っ!!!!!?おいノーマン、止めてくれ!」
ノーマン「エレナは意外と完璧主義だからね(笑)僕でも無理だよ」
レイ「…………」
しばらくレイの日常生活にエレナがお供していたと言う
69人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メアリー(前サラ)(プロフ) - じぇるさん» コメントありがとうございます!沢山更新していきますのでよろしくお願いします(*^^*) (2019年4月8日 1時) (レス) id: 8549a93e88 (このIDを非表示/違反報告)
じぇる - とても面白いです!更新頑張ってください!楽しみに待ってます! (2019年4月3日 17時) (レス) id: 1df12e5f71 (このIDを非表示/違反報告)
メアリー(前サラ)(プロフ) - ドラゴンさん» あ、ありがとうございます!(土下座)頑張ります! (2019年3月20日 12時) (レス) id: 8549a93e88 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - すごく面白い!更新頑張ってください! (2019年3月19日 21時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:サラ | 作成日時:2019年3月17日 21時