【約束のネバーランド】カスミソウの様な少女 【ノーマン】

28話 「どうしてそこまで」 ページ30

エレナ「♪〜」


エレナは鼻歌を歌いながら、夕飯の準備をしている


ママに、シスターに脱獄のことを悟られないように


いつも通りの私でいる為に


イザベラ「エレナ、準備は進んでる?」


エレナ「進んでるよ!ママ」


イザベラ「そう。そう言えば最近エマ達とは仲良く出来てる?」


エレナ「うん、喧嘩もしてないし毎日楽しいよ(ﾆｺｯ)」


イザベラ「幸せそうね、お外で遊ぶのはいいけど怪我しちゃダメよ」


エレナ「(……)ドジじゃないから転ばないよ?」



イザベラ「貴方がドジじゃないのは知ってるわ…でも………お願いだから怪我だけはしないで」



イザベラはエレナの前で膝を着き、手を握り腕を撫でる

エレナは背筋が凍り、昔の記憶を思い出す


エレナ「っ……昔からママは私が怪我をするのを凄く心配してくれてるけどどうして?」


イザベラ「自分の愛する子供を心配するのは当然よ、それに貴方は凄く……いえ何でもないわ


さぁ夕飯の準備を終わらせましょう」


エレナ「………うん」




どうしてママは、私にここまで心配するのだろう


考えながら準備に戻った

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