【約束のネバーランド】カスミソウの様な少女 【ノーマン】

25話 「希望と絶望」 ページ27

レイ「ノーマンの言う通り、俺はお前らの敵じゃない…でも味方でもない。

条件次第で完全にお前の切り札なってやってもいい


全情報をお前にやるし、お前の望むとおりママに嘘を流してやる。」



ノーマン「条件……?」


レイ「エマを騙せ」


エレナ「!?」


レイ「全員連れて行くフリをして土壇場で切り離せ、連れて行ってもドン、ギルダ、エレナまでだ」



ノーマン「全員での脱獄を諦めろってこと?」


レイ「ああ」


エレナ「そんな…訓練でみんな予想以上に成長してる…レイだってそう言ってたじゃない!」


レイ「それでもあいつらが荷物だってことには変わりない。」



レイのセリフに2人は驚き言葉を失い、沈黙する


ノーマン「助けてくれるって言った癖に…」


レイ「これが俺の助けるだよ。出来ないなら…エマ諸共ここで……」


ノーマン「僕らを死なせたくなかったんじゃないの?」

レイ「どの道、早々に死なれるんなら出荷の方がマシだ

どうする?条件呑むか?呑まないか?」


ノーマン「………はぁ…わかった」


エレナ「っ……」


レイ「もし…今の言葉が嘘だったら…」


ノーマン「…わかってる、嘘じゃないよ」


ノーマンの言葉を聞くと、何も言わず静かに部屋を出て行った



ママのスパイがわかり、情報も今まで以上に手に入る


しかし全員での脱獄を諦めるしかない…そうなるとは思っていなかった

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