15話 「発信機の在り処」 ページ17
夜 エマとエレナ、ギルダは下の子の面倒を見ていた
エレナ「………」
図書室で話した発信機の在り処
まだキャロルにはヒントがあるはず…そう信じてキャロルの身体に何かないか探す
エマ「(何処に………考えろ…)」
ギルダ「エマ…私ね…聞きたいことあるの」
ギルダの声はエマには届かない
エレナ「……っ!!(エマっ!!)」
目線でエマに知らせると、エマがエレナの方に近づいた
ギルダも気になり近づく
エレナ「ｺｸｯ)」
エマに小さく合図をするとキャロルの左耳の裏を見せた
そこには虫刺されのようなものが
ギルダ「なにそれ…虫刺され?」
エマ「これは…病気の検査の為に採血したものだってママが」
説明しながら耳を触ると小さな音でｶﾁｯとなった
エレナ「っ!!(発信機は左耳の裏にある!)」
何とか発信機の在り処を見つけた2人はひとまず一安心
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夜中 子供達が寝静まったハウス
ある部屋だけ灯りがついていた
イザベラ「定時連絡、定時連絡。こちら73584 第3プラント、10月17日異常なし。では通信を切断…」
「イザベラ」
イザベラ「
「ボスからの伝言を預かっています。例の3匹、予定通り出せるな?」
イザベラ「…………」
「良いですかイザベラ。今年は総じて他のプラントの実りが良くない…
イザベラ「…はい、元より承知しています。ボスにお伝え下さい
『万事順調』いつでもどの子でもと」
「それと、あの少女はどうですか?」
イザベラ「はい、こちらも問題はありません。」
「そうですか、あの少女は『特別』。ボスも楽しみにしています……よろしくお願いしますよイザベラ」
イザベラ「はい……」
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「そうか出せるか。それはあの方もさぞお喜びになろう…ぬかるなよ。あの方の御膳は特別なのだ
我らと違ってな…そしてあの娘も問題なし…
さぁ諸君、我々も収穫を祝おう
さぁあの方に祈りを」
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メアリー(前サラ)(プロフ) - じぇるさん» コメントありがとうございます！沢山更新していきますのでよろしくお願いします(*^^*) (2019年4月8日 1時) (
レス) id: 8549a93e88 (このIDを非表示/違反報告)
じぇる - とても面白いです！更新頑張ってください！楽しみに待ってます！ (2019年4月3日 17時) (レス) id: 1df12e5f71 (このIDを非表示/違反報告)
メアリー(前サラ)(プロフ) - ドラゴンさん» あ、ありがとうございます!（土下座）頑張ります! (2019年3月20日 12時) (レス) id: 8549a93e88 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - すごく面白い！更新頑張ってください！ (2019年3月19日 21時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サラ | 作成日時：2019年3月17日 21時
