四角い箱に閉じ込められた時の対処方法【鬼滅の刃】

対処法（１５）猗窩座 ページ30

『…………………ん？誰？』


「………」


『いや無視なの？？』



現在、IN、暗い謎の空間。


なんかめっちゃ身体に線入っててイケメンで凄い筋肉をさらけ出している(爆)男の人と共になんか暗い場所に入れられている。


ていうかこの人誰？？？てか人？？
あれ？？？待てよ？？？


(この人上弦の参やん…………オワタ)


「お前、鬼殺隊の柱か？」


『え、…あ、そう、ですけど』


誰？って聞いた時は無視してきたのに自分が質問する時だけ口を開くのか…なんて身勝手な鬼だ。


というか今刀もなんも無い。
隊服だって着ていないしノー装備。
こんなん死んだ。流石に柱でも刀が無きゃ鬼に太刀打ちとか無謀過ぎる。


とか考えて絶望していたら、
上弦の参が殺しもせずにまじまじと私を見ていた。


『…え？？何ですか？？てか、私を殺さないなら今ここで貴方斬りますよ？』


「お前は刀を持っていない。今俺に勝つ事は不可能だ。」


『……おっしゃる通りで。』


ハッタリでなんとか誤魔化そうかとはおもって発言してみたが、流石上弦の参、私が刀を持っていない事だなんてお見通しらしい。


まぁ、こんな近い距離だもんね！！！
もうちょっとで接吻できそうなくらい近いよマジで。


「…お前、この前に下弦の弐と戦っていたな？」


『え…はい。私がこの手で斬りましたけど』


「前から、お前と戦ってみたいと思っていたんだ。女、名前は？」


『…ん？名前？いや、鬼に名前教えるのはアリなんですかね…？？』

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