【d!】兄貴なんか嫌いだ【tn】 (ページ10)

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翔とサイゼで食べるとこにした

翔『そういや、さっき来るの遅かったな
なんかあったんか？』
「ん、兄貴と話してた」
翔『先輩と？』
「…俺がした事は全部兄貴に報告されてるんやと」
翔『うへぇ、最悪だな』
「意味わかんねぇ、俺が何してたっていいじゃんか」
翔「それなwwまぁ、今は食事を楽しもうや」
「おん」

俺は一生周りに縛られて生きてくのかな
兄貴がいるから…

翔『…お、これとか美味しそうじゃね？』

翔が提案したのは
「ハンバーグとか小学生かよw」

翔『うるへぇ俺ハンバーグにする』
「俺は、パスタでええわ」

翔『強いな、制服に飛ばすなよ』
「飛ばさんよう食うわ」
翔『そうかw…なあA』
「どうした？」
翔『トイレ行ってくるから頼んでおいてくれね？』
「…」
翔『じゃ！』

頼めないって正直に言えばええのに…
たしか宇都宮先輩も無理だって噂が

兄弟だな

「すいませーん」

ーーーーー

翔と解散する時にはもう21時だった

翔『うわwwスマホの通知やべぇw』
「俺も凄いことになってる
主に兄貴だけど｣

翔『もう21時だしな
俺帰るわ』
「ん、またな」

翔『また学校で！』

家に帰ると案の定親と兄貴に怒られました

母『A！今何時だと思ってるん！？
今日お父さんの誕生日だったんやよ！？』

「知ってる…俺が居なくてもええやろ」

tn『お前知ってて外食行ったんか』

「せやけど？何ダメだった？
別にええやろ俺なんかが参加せんくても楽しかったやろ？」

tn『あ、おい！A！』

なんでか怒ってくる母さんと兄貴を無視して
階段を上がる

…前兄貴の誕生日の時を思い出せよ
俺は忘れてない

去年の兄貴の誕生日にあった事を