【d!】兄貴なんか嫌いだ【tn】 (ページ46)

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番外編ー生徒会長様ーページ46

拝啓兄貴へ
俺は今すごく冷や汗がダラダラです

なぜなら目の前に生徒会長様がいるから

早く帰ってきて？

瀕死の弟より

とまぁ、頭ん中で巫山戯るほどの余力はあるが
もう限界…

gr『…』
どうして喋らないんですかねぇ
かれこれ五分はこのままな気がスル

gr『なぁ、』
喋ったぁぁあああ

gr『なんだ、、、そのすまんな』

「はえ？」
何に謝っているのでしょうか
gr『あの時もきつく言ってしまって…とんとんに怒られてしまってな…』

「お気になさらず。あれは全て俺が悪いので生徒会長様が謝ることは無いかと」
そう、、全部俺が悪い
兄貴に当たってた俺が

gr『だが、、』
「…では、俺を見てくれるなら許しますよ」
gr『どういう事だ？』

「トントンの弟としてではなく桃瀬Aとして俺を見てくだされば…あの時の事は無かったことにしましょうや」

gr『…お前がいいなら。だか、そんな簡単な事でいいのか？』
簡単と言ってしまえるほどのことなのか

「…はい。俺はそれだけで嬉しいんです」

やはり生徒会長やな
gr『ﾌｯ…では桃瀬A。これから俺の友人としてよろしくな』

「ん？なんか変な言葉が…もう一度言ってもらっても？」

gr『聞こえなかったか？俺の友人としてよろしくなA』

ゆうじん

ユウジン

友人？

友人！？

「いや！無理です！生徒会長様とご友人だなんて！」

gr『どうしてだ…お前自身を見るんだぞ。友人になって当然だろ？』

「で、ですが、、」
生徒会長様とご友人だなんて、無理だ
俺には荷が重すぎる、、！！

「お、俺はただ兄貴の弟して見なくなって貰えればそれで、、
生徒会役員では無い俺が貴方の友人なんて、、」

gr『硬いヤツめ…なら生徒会長として命令だ』

_俺と友達になれ__

ぐっ、命令として言われたなら…

「…はい、よろしくお願いします」

gr『よし、では初めにタメ口にしてみよう』ﾆｺ

「は？」
『友達に敬語を使う奴がおるか？いないよなぁ
なら使うなよ？』

「え、いや、さすがに…それは」
gr『ん？命令されて欲しいか？
できるだけ俺はしたくないんだがなぁ

だって、俺とお前は友人だし？』

「、、、よろしく…グルッぺン？」
gr『分かってるじゃないかww
ああ、よろしくなA』

悪魔や
生徒会長様は悪魔の化身や

ＮＯと言わせないようにしやがって、、

ちくしょう、、