【d!】兄貴なんか嫌いだ【tn】 (ページ34)

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翔『Aと最初に話したんは屋上やったなぁ
なんでか屋上の鍵持ってて閉めててさ、それで話しかけたんだよ』

屋上の鍵を持ってたんだ
なんでだ？屋上なんて、、そうそう行けるもんじゃないよね…高校だと違うのかな

翔『会ったその日にサイゼ行ったんだよ
割り勘で…21時まで、遊んでて通知やばかったわ』

ut『その件についてほんま心配したんやけど？』
tn『俺も、電話かけても出んくて…』

兄ちゃんの電話を無視するほど楽しかったのかな
俺は考えられない

兄ちゃんから掛けてくれるなんてそうそう無い事だから…ワンコール内で出るのに

《ごめんね兄ちゃん》

tn『いや、ええよ。無事帰ってきてくれたし』

ｽﾞｷｯ
「っ、、」

痛い
胸の辺りに痛みが…

ut『翔もAを見習え。心配やったんやぞ？』
翔『はいはい、ご心配かけました。すんませーん』

ut『生意気になってしまって、、教育間違えたかな』

《翔、このメガネの人はだれ？》
ut『へ？』
翔『言ってなかったか？』

「…」ｺｸﾝ

ut『ごめんごめん、僕は宇都宮大
翔の兄だよー』

《翔、兄ちゃんいたんだな》
翔『まぁな、』

どことなく2人は似ている
雰囲気？かな

ちょっと羨ましい…

？？羨ま？何が羨ましいんだろ
俺と兄ちゃんだって、、似てるはず

あれ？俺と兄ちゃんは誰かに似てる、とか
兄弟だね、なんて言われたことあったっけ？

「…」ｼﾞｯ
ut『ん？なんか着いてる？』

《顔でかいですね》
tn『ﾌﾞｯｯ、、』
ut『んな！！？』

翔『wwww』

つい、言ってしまった
どうも翔と隣並んでいると顔のデカさの違いに
気を取られる

《すんません》
ut『ええよ、、言われ慣れとるから』チラ

兄ちゃんの方を見ながら
許してくれた

tn『なんや。ホントのことやろww』

兄ちゃん…