ガロプラ編�� ページ6
「おい朝香！！先輩を蹴るな！」
『すみません、足癖が悪くて』
敵陣に澤を強制的に先行させた朝香は直ぐに合流を果たすと、玉狛第一同様にどんどん敵勢力を制圧していく。それも、呑気に会話をしながら。
二対多勢の戦闘にもかかわらず、背後を気にすることなく目の前の敵を確実に仕留めていく。それは即ち、背後に回られる心配をしていないと言うことだ。事実、今回の戦いで二人は背後からの奇襲を受けることは愚か背後にお互い以外の誰も入っていない。
まあ仮に、その体制を崩されたとしても...
「っ！すまん朝香...一体通った！！」
《A、上、空いてるわよ》
『了解。澤さんスイッチしましょう』
「OK」
澤はこの時初めて敵に背中を見せる。そしてそのまま朝香に向かって行ったアイドラを追うモーションを見せる。
一方挟み撃ちとなってしまっている朝香は、澤の動きを察知すると目の前のアイドラを牽制した後少し屈み、そのまま後上方に飛ぶ。身を翻し着地するタイミングで澤を追ってきた二人の間合いにいるアイドラを一斉した。
鮮やかなスイッチ(位置交換)である。
「流石ね、あの二人」
「健在ですね」
その様子が目に入ったのか、加古と嵐山がそう口にする。加古は変わらぬ笑みで「イニシャルがKだったら速攻うちの隊に入れていたのにね、Aは」と続ける。嵐山が澤は誘わないのかと問えば加古は「彼は太刀川君がずっと欲しがっていたわよ」と返した。
解散をした当初、数多の隊からのスカウトを受けて廊下を逃げ回っていた澤と朝香をよく匿っていたことを嵐山は思い出す。
あまり自分たちの実力をひけらかす事の無い二人。しかし、その実力はボーダー屈指なのだと改めて嵐山は実感するのだった。
軽やかに駆け抜ける薄浅葱色と援護射撃に、アイドラの群れはなすすべもなく壊滅するのだった。
✽・:..｡o¢o｡..:・✽・:..｡o¢o｡..:・✽・:..｡o¢o｡..:・
トリガーセット
朝香
《メイン》
･スコーピオン
･シールド
･射手トリガー(主はアステロイド)
･FREE
《サブ》
･スコーピオン
･シールド
･グラスホッパー
･バックワーム(ガロプラ戦ではバイパー)
澤
《メイン》
･スコーピオン
･シールド
･バックワーム
･FREE
《サブ》
･スコーピオン
･シールド
･アステロイド
･バイパー
役に立たない！《豆設定》
澤は実は元射手で、一応マスターランク。ガロプラ戦で朝香がいきなりバイパーを使いこなせたのも彼の指導のお陰なのである。澤、有能者。
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にこ(プロフ) - この度はこんなにも素晴らしい作品を作成してくださりありがとうございます（ ; ; ）出会えたことにとても感謝しております！他の作品も楽しみにしております！完結までお疲れ様でした＾＾ (2022年1月31日 0時) (
レス) @page32 id: 122cc99496 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - 綺世さん» 楽しみにしてます！(*´꒳`*) (2021年11月2日 16時) (レス) id: 60475fc3e4 (このIDを非表示/違反報告)
綺世(プロフ) - そるとさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました！また作品を出した際にはよろしくお願いいたします。 (2021年11月2日 11時) (レス) id: d271d60620 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - ワールドトリガーで一番好きな作品だったので完結したのがとても嬉しい反面寂しい気がします、次作も楽しみにしてます！ (2021年11月2日 7時) (レス) @page32 id: 60475fc3e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺世 | 作成日時：2021年8月11日 3時
