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雄登Saido
飛「那須!!ねえっ。那須!!」
雄「なんだよ。うるせえな。」
浮所の声で目が覚める
そして浮所が放った一言に俺も大きな声を出す
飛「Aがいなくなった!」
雄「はああああ????」
その声がよっぽどうるさかったのか
他のメンバーも続々と俺の部屋に来る
美少年「うるせえな。なんだよ。」
雄「Aがいなくなった。」
美少年「はあああああ????」
飛「昨日の夜まではいたんだけどな。」
大「浮所。」
飛「ん?」
大「Aが行きそうな場所とかねえの?」
大昇がそう言う
俺はみんなが見ていないところでAに連絡をする
那須A??どこにいるの?ヒントだけでも教えてくれない?
するとすぐに既読になる
返事はしばらくしてからだった
A紫耀の家
とだけ書かれたメールが送られてきた
俺はそれが言えず静かにスマホをポケットに戻し
メンバーの元へ戻った。
紫耀くんの家など俺らは知らない。
だけどただ1つわかったことがある。
それは。浮所が記憶を曖昧ながら思い出し
あの時の子を俺とAだと気づいたからだろう。
俺からは何も言えない。
これだけは浮所が思い出してほしい。
浮所が俺らのことを思い出して
Aのことをその手で抱きしめてあげてほしい。
そんなことを思っていると
飛「俺……。みんなに話したいことがある。」
そう浮所が口にした。
それにうなずく俺ら。
飛「俺さ………。」
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作者名:ゆっぴー | 作成日時:2021年8月20日 11時