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飛貴Saido

真っ白な世界で目が覚めた

俺は死んだのか?そう思っていると聞こえる騒がしい声

誰かが男の子が頭から血を流してるぞ救急車だ
車逃げたぞと騒いでいる。

これは俺の記憶、?

そして倒れているのは俺、?

その横で飛貴くん!と泣き叫んでいる女の子と
その子の方を抱き寄せる男の子。

その子の目にも涙が溜まっている

その時小さな声で誰かが
あの車って神崎さんじゃない?と衝撃発言をした。

そして目の前の俺は救急車に乗せられる
近くにいた女の子と男の子も救急車へ乗る

神崎、?

俺をひいたのはAのお父さん?

そんなわけ無いだろうと思うと
どこかで俺を呼ぶ声

そっと目を開けると

メンバーが俺の名前を呼ぶ

あ「ごめんね。飛貴。」

飛「えっ、?」

あ「記憶思い出そうとしたんでしょ?
それも事故のこと。」

飛「なんで?」

あ「先生に事故のこと聞いたの。
飛貴のことひいたのは私のお父さんだったんだね。
ごめんね。あの時お父さんが言ったの。
浮所くん。ごめんなって。あの時は意味が分からなかった。
だけど今なら分かる。
飛貴の大切なからだ傷付けてごめんなさい。」

そう言って謝るA

飛「っ………。」

あ「私。ここにいちゃだめだね。」

そう言って寂しそうに笑うAに俺は

飛「そんなこと言うなよっ!
お前のせいじゃない。
だからせめて俺の記憶が戻るまで一緒にいてほしい。
あの時の男の子と女の子を思い出すまでは。
そしたら好きにしていいから。」

するとAはもう一度
儚い笑顔をみせてから

あ「分かった。」

そう言った。

だから気づかなかった、、、。

俺がAを苦しめていたことに。

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作者名:ゆっぴー | 作成日時:2021年8月20日 11時

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