今日:2 hit、昨日:17 hit、合計:27,076 hit
小｜中｜大
３８ ページ39
飛貴Saido
突然那須に呼ばれ変な声が出てしまった
雄「そんな驚くなよ(笑)」
飛「いや。何でもない。
どうした?」
雄「浮所はリーダーなのにとか思ってただろ?
俺が怪我したときも。リーダーなのになんにもできないとか思ってるんでしょ?
だけどそれは違うよ。浮所は浮所が知らないだけで俺らの事を支えてくれてる。
由美が尊敬してたのはきっとそういうところだったんだよ。
浮所は何もできていないわけじゃねえよ。
由美の事守れてなかったわけじゃねえ。浮所は浮所なりに由美のこと守ってたよ。
俺はそう思ってる。ていうか俺ら全員そう思ってるから。
一人で抱え込むなよ。」
そんな優しい那須の言葉に
止まりかけていた涙が頬を撫でた
一粒一粒が自分の拳に
落ちてくる
手で拭っても溢れる涙は止まらなかった
そんな俺の溢れる涙を拭ってくれた那須
頭や背中をさすってくれていたメンバー
あ「飛貴は一人じゃない。」
そんなことを言ってくれたA
雄「そんなに泣くなよ。
大丈夫だから。」
そう言いながらも涙目になっている那須
それぞれがそれぞれの想いで生きている
なあ由美。
こんな俺のこと尊敬してくれてありがとな。
俺はこれからも美少年としてやっていこうと思ってる。
俺らの想いはただ一つ
由美。美少年でいてくれてありがとう。
ずっと見守ってて。
そう思うとどこからか
頑張れ。そんな声が聞こえた気がした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 99人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆっぴー
| 作成日時：2021年8月20日 11時
