転校先はヤンキー高校！？ (ページ31)

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ー病院ー

ASaido

あ「ん………。」

目を開けると天井が見える。

鼻をくすぐる薬品の匂い
一瞬で分かった
ここは青ヶ丘病院。

飛「A？？」

あ「飛貴?」

飛「ごめんな。
那須から聞いた病気の事。
起立性低血圧症なんだよな？」

あ「うん。
今日薬飲むの忘れてた。」

飛「マジで心配させんなよ。
だから朝ふらついたの？？」

あ「うん。てか他のメンバーは?」

飛「授業終わったら来るって。」

あ「そうなんだ。
迷惑かけてごめん」

飛「全然。迷惑なんて思ってないよ?
だから大丈夫。」

そう言って私の頭をなでる飛貴

あ「ありがと。」

飛「どういたしまして。」

しばらく雑談していれば
ドアをノックする音が聞こえた

あ「は～い?」

紫「A？？
大丈夫?」

紫耀だった。

あ「紫耀？？
授業は？？」

紫「今日俺ら笹丘高校休みだったんだ。」

あ「ああ〜。創立記念日だっけ?」

紫「そうそう。」

飛「創立記念日なんだ。」

あ「そうなんだよ。
この日はよく遊んでたよね〜。」

飛「へ〜。」

紫「他の奴らももうすぐ来ると思う。」

あ「そっかー。」

しばらくすると
ガヤガヤしている廊下

入ってきたのは

美少年「A〜？？」

キンプリ「A〜？？」

紫「うるせぇな。」

飛「ですね。」

あ「私は大丈夫だよ。
あっ!那須のとこ行こっか。」

全「おう!」

この時間が幸せだった。