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飛貴Saido
出会ったときから不思議だった。なんで俺らの事聞かないんだろうって。
Aはなんでここにきたんだろう。そう思うこともあった。でも。
ときに見せるAの悲しそうな顔を見ると聞けなくなってしまう。
そう思っていると
Aが口を開いた。
あ「なんでだろうって思うよ?だって雄登とか頭いいじゃん?
だからなんで美少年にいるんだろうって不思議だけど
雄登にはここに入る何かがあったんだよ。
親なのか友達なのかわからないけどきっと理由はある。
話さないだけできっと。」
雄「A……。」
あ「飛貴だって勉強も運動もできるのに
こんなとこにいるんだって思うよ?
だけどさ。人ってわからないんだよ。
自分のことは自分にしかわかんない。
自分の選んだ道で生きてく。
飛貴だって理由があるんでしょ?」
飛「A……。」
あ「一世もだよ。きっと何か理由がある。
だから別に無理に聞こうとは思わないよ?
一世もさ。他の部活とかからも誘われたりしそうじゃん。
でも。そうじゃなかったってことは多分何かがあるんだよ。」
金「A………。」
あ「龍我も。龍我なんてバスケとか得意そうじゃん?
運動神経いいし。
運動部系入ればよかったのに入らなかったってことは
龍我もなにかあるんでしょ?
聞かないだけ。」
龍「A………。」
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作者名:ゆっぴー | 作成日時:2021年8月20日 11時