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Aside
連日ニュースで取り上げられる私達の熱愛報道
というよりは交際発表、ファンの人は賛否両論
そりゃそうだ、人気ジャニーズのSixTONES田中樹だもん
あ「愛翔、樹くん起こしてきて」
愛翔「はーい！」
じゅりー！そう樹くんのいる寝室に駆けていく愛翔
愛翔残して死にたくないな、なんて考えてしまう
やがて樹くんが愛翔を抱っこして起きてきた
髪は寝癖がついていてまだ少し眠そう
あ「おはよ」
樹「はよ、いつまでやってんだよこのニュース」
愛翔を抱っこしながら少し乱暴にテレビを消す
愛翔「おこってるの？」
樹「んーん、怒ってないよ」
あ「樹くん、今日でしょ？メンバーに伝えるの」
樹「ん、なんか心臓痛くなってきた笑」
あ「やめてよ笑冗談にならないんだから」
いつもどおり愛翔と樹くんと三人で朝ご飯を食べる
今日の顔色からしてたぶん樹くんはあんま体調が良くない
かという私も体調がいいわけじゃない、確実に死に近づいてる
樹「っ、げほっ、」
愛翔「じゅり？だいじょーぶ？」
樹「ん、だいじょ、ぶ、はあっ、げほっ、」
痛そうに苦しそうに顔を歪め胸を押さえる樹くん
その額にはうっすらと汗が滲んでいた
あ「薬持ってくるね、ちょっと待ってて」
樹くんの薬が置いてある場所に向かう
昨日の夜飲むのを忘れていたのか昨日の分が残っていた
あ「水と薬、ちょっと落ち着いたら飲もうか」
背中をさすりながらそう声をかける、私がこうなったときこういうふうに助けてくれたから
震えている手を優しく握って大丈夫と声をかける
樹「ごめっ、ありがとっ」
愛翔「じゅりっ？いなくなっちゃやだっ、」
樹くんが落ち着いたからか泣き出してしまった愛翔を優しく抱き寄せる彼
樹「ごめんな、怖かったな、もう大丈夫だから」
彼はいなくならない、とは言わなかった
愛翔「いなくならないっ？」
樹「まだ居なくならないよ」
愛翔「ずっと一緒にいて」
樹「ん、居れたらいいな」
あ「樹くん、そろそろでしょ？」
時計は11時半をさしていた
樹「行ってくるね」
あ「いってらっしゃい」、愛翔「いってらっしゃ〜い」
あ「頑張れ、樹くん」
樹「ん、ありがと」
彼は優しい口づけを交わして部屋を出ていった
私もそろそろ愛翔に話そう
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ゆっぴー(プロフ) - ゆぅさん» コメントめちゃ嬉しいです、涙までありがとうございます、これからも作品をよろしくお願いします (7月20日 7時) (
レス) id: 647bf49899 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - 最後が衝撃的すぎて涙が出ました、、 (7月20日 2時) (レス) @page17 id: 8e291ea386 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっぴー
x他1人 | 作成日時：2023年3月21日 17時
