まだ見えぬ未来も君の隣で笑い合いたい (ページ9)

今日:22 hit、昨日:5 hit、合計:39,215 hit

９ページ9

樹side

気持ち良さそうに寝ている北斗、ベットのそばに座っていると俺のスマホに通知
送り主は髙地だった、そいやこいつ心配性だったななんて思った

髙地北斗大丈夫??
樹うん、さっきまでは結構熱しんどそうだったけど今は寝てるよ
髙地そっか、よかった
髙地北斗のことよろしくね
樹はいよー

そうしていると北斗の目が覚める

樹「あ、目覚めた？」

北「ん、樹何してたの？」

樹「髙地とライン、あいつ心配してたからライン送っといてあげて」

北「わかったぁ」

喋り方があどけない北斗、がちかあいい

樹「じゃあ俺帰るわ、暖かくして寝ろよ？」

北「え？」

樹「は？」

あまりにもテンポが良すぎて思わず吹き出しそうになる

北「え、帰んの？」

樹「うん」

北「まだ居ればいいじゃん」

樹「俺明日も仕事なの」

北「俺も〜」

逃げ出したいけど北斗の意外にも強い握力で逃げれない
しかも上目遣いズルすぎだろ

樹「ゆっくりしろって」

北「むぅ〜、樹はいいんだ」

樹「なにがだよ」

北「俺が夜中に熱上がってきて一人寂しく苦しんでてもいいんだ」

樹「はぁ、泊まってく」

そう言うと北斗は満足そうに笑ってまた眠りについた
結局俺は北斗に振り回されてばっかりだ

ーーーーーーーーーーーーーーーー
ただ君の隣で
田中樹×一般人です、ぜひ読んでください