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樹side
正直デビューなんかできないだろうって思ってきた
だからこそ俺にとってデビューという文字はすごく嬉しかった
俺自身色々あった、上手くいかないことばっかりで空回りしたり勘違いされた
正直精神的にも肉体的にも辛かったそれでもいっつも冷静な振りをしてた
『辞めたかったら辞めてもいいんだよ』
母親に言われたこの一言で心が軽くなった
気遣っちゃう俺はあ、これ辞めらんねぇなって思った
辞めたら終わり、そう思った
だけど当然それぞれの人生があるだから
どんな道を歩んでもいい
『人生はやり直せる』
なんて言葉は俺には何かを極めることを放棄した弱音の戯れにしか聞こえない
もうSixTONESもだめかもしれないって何回も何回も思った
でもそれは他のグループやJrも一緒だと思う
でも辞めたら積み上げたものが全て崩れ落ちるんだって気づいた
それに引き止められなかった仲間を俺はたくさん見てるから
ファンの人が思う以上に酷い言葉を言われてきた
田中樹がいるグループでデビューできるのかそう言われたことが悔しかった
他のJrにも避けられるような日々が続いてでもあの５人だけは避けるどころか俺を全力で守ってくれた
バラバラになりかけた俺らにもう一度やらない？そう声をかけてくれたジェシーがいたから今のSixTONESがいる
ようやく俺たちにも巡ってきたCDデビュー、今だって正直戸惑ってるし毎日不安になるけど
たった一回しかないCDデビューに俺の全てをかけたい
このメンバーで心から楽しみたいって思う
メンバー同士何度も傷つけあったし妬みあったりもしてきた
だけどどんなときも俺らは全力だった
でも最終的には６人でいるのが一番楽しかった
自分が自分らしくいられた
あの日長かったJr生活が終わってこれからはこの６人で新たなスタートラインに立つんだ
そう思ったら涙が止まらなくなってた
これから先なにがあってもSixTONESでいてやろうって思った
それともう一つ
北斗が俺はSixTONESに必要な存在なのかそう悩んでいた時期があった
だから俺はSixTONESは最強、だってこの６人だからそう言った
好き、このたった二文字が言えない俺は臆病な人間だから
北斗が笑っていてくれればそれでいい
メンバーとしてそばにいることしか俺にはできないから
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糸山露子(プロフ) - 番外編かシリーズ化して他のメンバーもカップル化して (6月16日 8時) (
レス) id: b4b34b6799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっぴー
x他1人 | 作成日時：2023年1月9日 16時
