まだ見えぬ未来も君の隣で笑い合いたい (ページ17)

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樹side

樹「はよ」

そう楽屋に入るとニヤニヤしてるメンバー
メンバーの中心には北斗

慎「ほら、報告することは？」

樹「なにが？」

ジェ「知らんふりすんなって」

樹？と困ったように俺の名前を呼ぶ北斗
めっちゃかあいい

髙「北斗の鎖骨、めっちゃキスマだけど」

樹「ん、俺が付けた」

京「俺が付けたじゃなくて、今日雑誌撮影」

樹「だから？北斗がかあいければそれでいいべ」

髙「もう手遅れじゃん」

樹「キスマしかしてないんだから、まだ我慢してる方だって」

慎「もうダメだ、北斗しか見れてない」

こうやって付き合ってることを言わなくても察してくれて
引くことなくそばにいてくれるのは優しいなと思う

北「樹、ちゃんと報告しよ？」

いつの間にか俺のそばでくっついていた北斗
俺のほうが身長が低いはずなのに上目遣い

樹「ん、俺ら付き合うことになった
公に伝えるのは結婚のときにする」

髙「そか、おめでとう」

慎「おめでとう」

ジェ「やっとじゃん、おめでとう」

京「おめでとう」

ほくじゅり「ありがとう」

樹「北斗」

そう腕を引きわざと大きめなリップ音を立てる
俺のものだって証

北「バカ、ここ楽屋」

樹「ん、知ってる」

ならなんでだよ、お前バカなの？とかなんとか言ってる口を
今度は深く塞ぐ、北斗から漏れる甘い吐息

髙「お前ら外でやれよ！！」

そう髙地に無理矢理引き離された

ジェ「そんな見せつけなくたっていいよ笑」

京「誰も取んねえよ笑」

慎「もうちょい見てても良かったけど」