田中樹を一目惚れさせた女 (ページ27)

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樹side

目の前で頬を濡らしている彼女

樹「え、ごめん、泣かせるようなこと言っちゃった？」

あ「んーんっ、嬉しかった」

涙を拭った彼女は微笑みながらこう言ったんだ

あ「これから先乗り越える壁たくさんあると思う
でも樹くんとなら乗り越えられると思う

これから先の長い人生樹くんの苗字になって一緒に歩ませてください」

樹「左手の薬指出して？」

彼女の細い指に指輪をはめる、俺の指にもはめてもらう
指を絡めてそのまま吸い込まれるようにキスをした

角度を変えて何度も何度も

あ「んっ、」

止まらなくなりそうなところで終わりにする

樹「ホテル戻ろっか」

あ「うん」

手を繋ぎながらホテルへと戻る
部屋に戻れば露出している太ももを触るとすぐに感じる彼女

樹「感じてるんだ、かあい」

そのままベットに押し倒す、そのまま唇を何度も重ねた

あ「ねー、じゅり」

樹「なぁに？A」

あ「わたしね？じゅりのこと大好きだよ」

樹「かあいすぎだろ笑俺も愛してるよ」

そのまま俺らは身体を重ね合わせた

なーA？？

今日から田中Aだよ

どんな困難も一緒に乗り越えていこうな