田中樹を一目惚れさせた女 (ページ25)

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旅行ページ25

Aside

樹「今度の休み旅行行かねー？」

あ「いいよ」

なんて予定をたてたのが数日前、で旅行に行くのが今日
とは言ってもあんまり遠いところはいけないので近場のホテルを予約した

樹「ねー？」

あ「ん？」

樹「今日はさ、俺のことくん付けで呼んでよ
俺もちゃん呼びで呼ぶからさ」

とんでもないことを言い出した彼

あ「え、やだ」

樹「えー、だめ？Aちゃん？」

なんて口角を上げて私の頬にキスをした
そのまま首筋に花びらを散らした

あ「ねぇ、さいあくっ、見えるとこにつけないでよ」

樹「怒んなって笑樹くんって呼ばないと唇にキスしないから」

あ「それは、やだ、」

樹「んはっ、かあい、んじゃ呼んで？」

あ「っ、じゅり、くん」

自分から呼んでって言ったくせに彼は顔を赤らめていた
手は自分の首筋を触っていて耳は真っ赤

あ「なんか反応してよ、恥ずかしいじゃん」

樹「ん、ごめん、可愛すぎて
マジやべぇ、今すぐにでも抱きたい」

なんて私を抱きしめて唇にキスをしてきた彼

あ「出発しようか、樹くん」

樹「っ、おう」

彼の運転する車でホテルに着くと近くには海

樹「Aちゃん、海好きだべ？」

あ「うん、覚えててくれたんだ」

樹「当たり前、好きだもん」

海で遊んでいればすぐに時間は経ってしまう
ホテルは高級そうでご飯は海の見えるベランダで食べることにした

樹「今Aちゃん、ちょー幸せな顔してる笑」

あ「そりゃ、幸せですよ笑樹くんに連れてきてもらったんだから」

なんて笑っていれば高級そうなご飯が運ばれてきた