デビュー ページ2
Aside
2020年1月22日、私の大切な人たちがデビューする
彼らの名はSixTONES
彼らと私が出会ったのは2012年
ドラマ『私立バカレア高校』だった
撮影期間、一緒にいることが多くて
いつの間にか7人で集まったりするようになった
泣きながらクランクアップしたあの日から
バカレア組はテレビから消えた
悔しい、そう6人は口にした
徐々に仕事が減り、自暴自棄にまで陥った北斗
Jrの中で一人浮いてると感じていた�眞�
生まれつきの肩書きばかり取り上げられた大我
他のJrから嫌がらせを受けたジェシー
兄の不祥事で芸能界から干された慎太郎
兄の不祥事で事務所内で孤立した樹
6人はそれでも諦めなかった、いつの日か
6人はおんなじ言葉を口にした
この6人で良かった、SixTONESで良かった
そう口にした6人は未来を見据えたような目をしていた
Jr最後の横アリ公演を関係者席で見ていた私は
そんな出来事を思い出して泣いた
俺たちがジャニーズJr！！そう言う６人が
私には輝いて見えた
樹「ありがとな、俺らはみんながいたから
SixTONESでいられんだよ」
�癲屬澆鵑覆�SixTONESだからね」
慎「でもさ、Aが居てくれたっていうのもあるよね」
まさか自分の名前が出ると思わなかった私は小さくえ、と呟いてしまう
京「確かにね、俺らがどれだけ孤立しても
テレビとか雑誌で俺らの名前言ってくれて」
ジェ「監督とかに直談判したりしてたね」
北「なんだかんだ、Aがそばにいてくれて
大丈夫って言ってくれてたからっていうのもあるよね」
樹「だな、俺が色々あったときもAやお前らは
俺から離れなかった、嬉しかったよ」
�癲�SixTONESの精神安定剤はAだよな」
かすかに６人の視線がこちらへ向いた気がした
涙が視界をぼやけさせていたけどそれだけはしっかりと見えた
大粒の涙が私の頬を伝った
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作者名：ゆっぴー
x他1人 | 作成日時：2022年8月14日 17時
