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『ん、、なに…？』
寝起き独特の 少しだけ低い声とタメ口に
心臓を撃ち抜かれかけながらも、なんとか続ける
「ゆ、ゆるちゃん。」
『……やま、なさ 、？』
「寝れるとき 寝と、っ！？」
突然傾いた身体と 景色の変わりように
ビックリして言葉が詰まる
いつの間にか、
俺はゆるちゃんの隣の席に座ってて
左腕をしっかりと抱き込まれながら、
肩付近にもたれかかる 寝惚けた彼女から
『…いじわる、しやんといて』
と、一言喰らった
率直に言わせて欲しい
近い。可愛い。ありがとう。
もう俺は一生このままでええ。
河「…何？今の」
川「あれは ちょっとアカンな…」
水「とりあえず山名、一発殴らせてくれ。」
後ろから様子を伺ってた奴らが
ブーブー文句言うてるけど
俺はハイリスクを犯して、この至福を噛み締めてんねん
今なら 何言われても傷つかん自信あるわ。
その後、
何とか引き剥がされそうになるも
起きかけた ゆるちゃんに
『さむ、、』
と余計引っ付かれ 振り出しに戻る
秋「ゆるちゃん、色んな意味で目覚まして？後から絶望して欲しくないねん、、」
稲「確かに、秋山さんの言う通りや…」
「めっちゃ失礼やな。」
外野の訴えも虚しく、
しばらくは起きる気配がない ゆるちゃんの横で
完全なる勝者の気分を味わう
自分で考えた悪ノリで
ここまでの恩恵を受けられるとは。
己の才能に感謝しながら、
もう少しだけ 隣で寝息を立てる彼女を
見守らせてもらうことにした
「いつもありがとうな、おつかれさん。」
因みに数十分後、
つられて隣で眠ってしまった俺の 必死の弁解から
最終的に、悪ノリを始めた水田が
水「ごめんって〜、出来心やねん、」
『反省してください』
水「する！するからいつも通りに接して？」
『今後の行動次第で考えます』
彼女に冷たくされて
泣きつく姿を見ることになる
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なちゅ - はじめまして、楽しく読ませていただいております！リクエストさせていただきたいです、！前回の友保さんのお話が凄く好きだったのでまた書いて頂きたいです！ (8月6日 9時) (
レス) @page27 id: 81dd9b80cd (このIDを非表示/違反報告)
ななし - ゆるちゃん？かわいい名前 (2022年6月12日 15時) (レス) @page2 id: 2a6ffaf908 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃけ宮 | 作成日時：2020年11月2日 23時
