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「え、え、ほんまに…！！？ いつ？誰？」
『さすがに学生の頃やけど、そのとき付き合ってた人にお願いされて…』
「やめて！！やっぱ聞きたくない！！！」
昂「煩いし、言うてること無茶苦茶やな！」
声が大きすぎて
近くにいた兄ちゃんにも届いたらしく、
いつもの調子で ツッコまれた
けど
そんなことは 気にならんくらいの衝撃を
僕は今 食らってんねん。
え、ゆるちゃん ポッキーゲームしたことあんの？
ずるない？
てか、ゆるちゃんもやけど
そのとき 付き合ってた奴、結果的に一番ずるない？
とか。
「……」
昂「さっきまで騒いでたのに急に静かやん…情緒こわ…」
なんかもう、
ゲームゲーム言うてるの 虚しくなってきたし
色々考えたせいで 普通にチョコ食べたくなったし
当初の目的は諦めて、
一人寂しく 黙々と食べ続ければ
あっという間に残り一本。
『結局、一本もくれへんの？』
「うん。僕が今食べるやつで、最後の1本。」
『…そっかぁ、、』
拗ねた僕はゆるちゃんに背を向けてて
そのせいで彼女の表情は全く見えへんけど、
少し沈んだ声色が
徐々に後悔を誘ってくる。
大人気ないことせんと 仲良く食べたらよかった、
意地悪してごめんなぁ 、
そう思い直して
謝ろうと振り返った
瞬間、
今まで見たことないくらいの距離に
ゆるちゃんの顔があって
気づいたら
『意地悪されたから、仕返し。』
僕の咥えてた 最後の一本は半分なくなってる
前言撤回。
やっぱり一番ずるいのは、ゆるちゃん。
『亜生くん、そろそろ出番やし、テンション引きずられたら困るから特別。』
「え〜 別に引きずったりせえへんし〜！」
昂「お前…清々しいほどわかりやすいな！ニヤニヤすんな！」
『はいはい 行ってきてください』
「戻ったら、下のコンビニまで一緒にポッキー買いに行こな！！！」
＿＿＿＿＿＿
1日遅れた…笑
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なちゅ - はじめまして、楽しく読ませていただいております！リクエストさせていただきたいです、！前回の友保さんのお話が凄く好きだったのでまた書いて頂きたいです！ (8月6日 9時) (
レス) @page27 id: 81dd9b80cd (このIDを非表示/違反報告)
ななし - ゆるちゃん？かわいい名前 (2022年6月12日 15時) (レス) @page2 id: 2a6ffaf908 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃけ宮 | 作成日時：2020年11月2日 23時
