プレゼント（yuzuru.k） ページ12
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Yuzuru side
自分の誕生日に急遽、入れてもらったイベント
ゲスト出演してくれた奴らからも
川「ゆずるちゃん、おめでとう」
山「ごめん！秋山さんからプレゼント預かっててんけど、家に置いてきた！」
一通り、お祝いのメッセージやら
プレゼントやらを貰って、そのまま帰路に着く
昔は、打ち合わせで一緒になって
小一時間顔を合わせれば
当たり前のように、その辺の居酒屋で
打ち上げや〜！とか騒いでたのに
有難いことに 徐々に仕事も多なってきて
��明日��の予定なんてもんも
ちゃんと考慮できるようになってきて、
テッペンまで回らないうちに
潔く解散できるようになった頃には
いつの間にか 二度目の成人式を迎えてるから、
ホンマ恐ろしいよなぁ。
「もう、40かぁ」
『 そうは見えませんけどね 、』
何気ない俺の独り言に応えた
聞き覚えのある声
「…A ？」
それは、今日一日中
どこかしらの現場で偶然会えないか、と
期待してやまなかった 彼女のもので間違いない
「冷えたやろ、ずっと外におったんか？」
『ずっとなんて そんな長ないです 笑』
「呼んでくれたらすぐ出たのに。中入ってきてくれても良かったし、」
自販機で買ったであろうレモンティーで暖を取る
Aの鼻先は すっかり紅くなってる
『わざわざ他の人の前で祝うなんて
見せびらかすみたいで 嫌やないですか、笑』
そんな風に笑う姿が
いつも以上に愛しくて、
抱きしめそうになるのを堪えた
「ええやん、寧ろ自慢させてや！」
『私が恥ずかしいんですって！そんな大したもん用意してるわけやないし、、』
Aに祝ってもらえるなら、
モノなんか貰わんくても 十分嬉しいねんで、
なんて
歯の浮くような台詞を飲みこんで
控えめに差し出された 小さな紙袋を受け取る
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なちゅ - はじめまして、楽しく読ませていただいております！リクエストさせていただきたいです、！前回の友保さんのお話が凄く好きだったのでまた書いて頂きたいです！ (8月6日 9時) (
レス) @page27 id: 81dd9b80cd (このIDを非表示/違反報告)
ななし - ゆるちゃん？かわいい名前 (2022年6月12日 15時) (レス) @page2 id: 2a6ffaf908 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃけ宮 | 作成日時：2020年11月2日 23時
