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《 相棒なんて一時的な仕事相手に過ぎない。
考え方も違うし、やることなすこと相談なんてやってられっかよ 》
そう言う志摩の声は暗く、冷たい。
《 本気で言ってます？ 》
《 アイツらの判断に乗っかって久住をとり逃した時、
咄嗟に思った。信じなきゃ良かった。 》
『 っ、 』
《 俺としたことがどうして信じてしまったのか。
いつの間に俺は相棒なんてものに頼るようになってしまったのか
アイツらを信じるべきじゃなかった 》
『 …、 』
｢ A ｣
藍が私のイヤホンを外してくれて、自分が泣いていることに気づく。
『 ごめん、…ごめん、 』
藍に手を引かれて、外へ出る。
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｢ 志摩からだ ｣
東京湾マリーナの通路を歩いていると、
藍のスマホに志摩から電話がかかってくる。
《 おい今どこだ 》
｢ さぁ、どこだろう〜 ｣
《 ふざけるな！今どこだ！ 》
｢ まぁお互いさ、自由にやろうぜ
相棒なんて一時的なもので、解散したら終わり。
それならもうどうでもいいよね ｣
『 … 』
《 伊吹お前 盗聴なんて慣れない真似するんじゃねぇよ 》
『 それは私が提案した 』
志摩が暴れそうで、怖かった。
《 …聞け！どこまで聞いたか知らないけど俺は 》
そこまで志摩が言ったところで、藍が電話を切る。
『 …藍、久住のこと捕まえるんだよね？ 』
刑事になっても俺は許さない、藍はそう言っていた。
つまりは、もしかしたらガマさんみたいに…
｢ ん〜？ ｣
『 誤魔化さないでよ、 』
｢ へへっ ｣
私に止められるのかな。
暴れてしまった藍を、私は止められるのかな。
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m 。(プロフ) - まいさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです🙇🏻 (2021年11月24日 20時) (
レス) id: 49e864002f (このIDを非表示/違反報告)
まい - いつも小説楽しみにしていました！！完結おめでとうございます！！次回の作品がアバランチということでこれから益々mさんの作品に沼りそうです（苦笑）次回作も楽しみに待ってます！！ (2021年11月22日 23時) (レス) @page32 id: 658de055b7 (このIDを非表示/違反報告)
m 。(プロフ) - 48位ありがとうございます！ (2021年11月19日 6時) (レス) id: 49e864002f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：m 。 | 作成日時：2021年11月18日 16時
