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神夜siten
信乃と犬になった荘介を見ながら昔のことを思い出していた
あの時、選んだからこそ生き残れた・・・いや一度僕と信乃と荘介は死んだ
浜「いやあ！！信乃兄さま！！神夜！！荘介！！浜路を一人にしないで！！三人とも死んじゃうなんて絶対嫌！！それなら浜路も一緒に行くわ！！朝神も連れて浜路も一緒に死ぬ！！」
大事な大事な可愛い信乃の妹
いつだって一緒だった四白も荘介も信乃も死ぬなんて絶対許さない
僕の大切な友達だし兄さんはただ一人の家族
だから僕は元々の半妖としての力を使った
布団で目を覚ました僕はあくびをした
すると隣の信乃も同じようあくびする
周りを見ると村雨がいない
信「ん？アレ？村雨？」
いつもならカラスのまま窓のふちにいて出してーって騒いでてうるさいのにどうして？
信乃は手を見た
信「村雨？なぁこれって・・・？」
僕はベッドから下りてドアに向かう
神「信乃、朝食食べよう？」
信「あ、あぁ」
部屋から出ると荘介と浜路が朝食を用意していた
神「おはようございます」
信「オハヨー、何だよこんな天気なのに外で朝メシ？」
荘「そうですよ気分だけでも、ね」
浜「どうせしばらくは外に出れないもの」
信「まぁ・・・そうだな」
気分があまり良くない・・・なんでだろ
浜路「信乃その腕、村雨が出て来れないってことは相当ね、神夜も大丈夫？」
神「う、うん・・・ちょっと気分が乗らないだけだから」
信乃「え？ナニナニ？どーゆーこと？」
そういえばあれから5年・・・兄さんに会ってない・・・元気にしてるかな？
そう考えていると気配を感じた
こんな時に来ないでほしい・・・
「どーもこーも先手打たれましたネ」
信「じーちゃん！先生！」
「私や蜑崎神父などかなわない相手です。いや見事というか神技というか・・・教会を含むこの森全体が五ヶ所の守からなる結界完全に外から閉じ込められちゃって♡」
「ついでにいらっしゃったようですよ。例の出迎えの方々が」
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作者名：ダメネコ | 作成日時：2017年8月8日 22時
