大塚村に住んでいた半妖少年 (ページ14)

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神夜siten
莉「まさかお前の代償も子供のまま歳をとらないとは」
頬に触れながら言う
神「まぁね、僕はいつか今みたいな状況になるそれがはやまって''今''そうなっている感じですから」
莉「お前は兄のことを知っているか」
神「兄さんのこと？誰かと一緒にどこかに行ったってことしか知りませんよ」
莉「そうか・・・」
神「どうしたんですか？」
莉「・・・何でもない」
神「そうですか」
莉「お前はどっちだ？」
神「何がです？」
莉「半妖か、人間か」
神「信乃達は人間の方と思っているみたいですが僕は半妖の方です、人間の方は''あの日''以来眠りについています、だから僕が出てなきゃいけません・・・だけど時々、赤くなるんですよ。僕の瞳が・・・それにどうしても尻尾や耳が出てしまうのでいつも隠してるんです、これは信乃達には妖力が強すぎるからと説明してますがさっきも言った通り半妖の方とは話していませんのでそこのところは話さないで欲しいのですが良いですか？」
莉「わかった」
神「あ、それと兄さんと一緒にどこかへ行ったって人、貴方にだけ話しときますが、その人・・・壮介と同じ顔で同じ声でしたが何か知りませんか？」
莉「いや、知らんな」
神「そうですか・・・とりあえず僕のことは内緒にしてください」
そう言った次の瞬間、扉が開いた
入って来たのは信乃と荘介だ
信「神夜起きたか？って里見！？」
神「おはようございます」
荘「おはようございます、お取り込み中でしたか？」
神「ううん、ちょうど終わったところ」
荘「そうですか」