大塚村に住んでいた半妖少年 (ページ12)

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神夜siten
ブロロロロロ
信「え、あ、おいっ」
神「行っちゃった・・・」
車はどんどん遠ざかる
するとどんどん頭痛も治まってきた
信「えーーー、すっごいマイペース・・・神夜、大丈夫か？」
神「もう平気だよ」
荘「とりあえず宿のようですし手続きして来ますところであの里見さんという方は・・・うおっ」
信乃の服が顔に投げられる
神「ちょ！？信乃！？」
信「俺、神夜と一緒にその辺散歩してくる！」
荘「信乃、神夜！遠くへ行かないように」
信/神「わかってるって/はい！」
街の人達が噂をしてる
神「なんか、変な噂してるね」
村「鬼はヒト、ヒトは鬼」
二人『え？』
村「鬼はヒトが作るもの、ヒトのココロが作るもの」
神「なにそれ」
村「鬼はヒトの闇に巣食うものココロの闇に生まれるもの、そしてヒトが増えれば闇も増える鬼も増える」
信「それってどういう意味？」
沈黙する
村「オエーーー人酔いしちゃったー」
信「って、おおい！」
神「話し変わっちゃったね」
信「はぁ、仕方ない帰るか村雨、荘介呼んで来てよ」
村「ラジャー！」
信「あ、俺トイレ行ってくる」
神「荘介達が迎えに来るのに？」
信「神夜はここで待っとけよ！」
神「わかった」
信乃に手を振る
神「一人になって良かったのかな？」
後ろを見ると赤い門と狛犬？みたいなやつがある
神「門は良いとしても狛犬は・・・」
すると門の奥から声が聞こえた
神「誰の声・・・？」
こっそり様子を伺うように中を覗く
ドカッ！
神「え・・・？」
人が飛んで来て僕にぶつかった
神「に''ゃ」
そのまま僕は気絶した
siten無し
小「おい大丈夫か？」
「全く・・・またお前は余計なことをしおって」
小「悪かったって・・・！」
小文吾は神夜のネックレスに気づいた
小「あちゃーコイツ教会のガキかぁ、めんどくせぇなぁ・・・憲兵に預けるか」
神「うぅ・・・」
寝返りをうった時、牡丹の花の痣が見えた
小「奇遇だねぇ、お前は一体何者？」
信「神夜悪い！遅くなったってあれ？」
周りをキョロキョロする
信「弑揺がいないってか・・・消えた？彼奴、黙っていなくなるやつじゃねーのに・・・？」
神夜siten
神「美味しい！」
テーブルにはスイーツがづらりと並んでいた
神「お姉さん栗ようかんお代わり！抹茶パフェも！あとあんみつもお願いします」
小「はぁ・・・欠食児童拾っちまったぜ」
神「あ・・・す、すみません！美味しすぎてつい・・・」
小「まぁ別にいいがあんま食うなよ・・・」
神「は、はい！気をつけます！」