1 ページ2
神夜siten
木の上にいた信乃の隣に座る
神「信乃！何してるの？」
信「浜路の歌を聴きながら寝てた」
神「浜路の歌って上手だもんね」
信「お前のよく歌う歌も上手いと思うけど？」
神「女の子には勝てませんよ」
すると木の下で男3人が話していた
最初は浜路が可愛いなどと言っていたが壮介の話になると悪口を始めた
何なんだ・・・
信乃と僕は怒っていた
信「何してんの？お前ら」
？1「何だよこのチビ・・・！！」
？2「お前ら誰？」
？3「ここの子供か？」
信「お前らダレ？なんてこっちが聞きたいね」
神「ここに来るなんてよっぽどお暇なんですね」
嫌味に言う
信「覗きの上に壮介を殺すだと？お前らとことん無礼なヤツらだな」
？1「何だと！？」
？2「お前ら教会の人間こそ何なんだよ！！学校も行かねぇ働きもしねぇ毎日毎日飽きもせず説教ばっか！！ワケわかんねぇ"神サマ"なんて信じて薄気味悪いったらねえんだよ！！」
信「・・・別に"神サマ"なんかどーでもいいけど」
神「それ言ったらダメだよ」
僕達が小さめの声で言ったせいか男3人には聞き取れなかった様だ
？3「ああ！？何だと？聞こえねえよ！！降りて来いよ！クソチビ！！」
信乃と僕を落とそうと木を蹴る
あの人達、絶対祟られるなと神夜が思っていると声がかかった
？「どうしたの？皆そんなところで」
？1「どーしたもこーしたも・・・」
三人共振り向くと固まるそこには浜路が窓から顔を覗かせていたのだ
浜「あら善行さん鉄二さん武さん、こんにちは普段聞かない大きな声だから誰だか判らなかったわ」
信乃と僕がいることに気づいた
浜「しーちゃん！やーちゃん！お茶淹れてみたの早く降りてきて！！」
しーちゃんはもちろん信乃のことでみーちゃんは僕の事だ
最初に信乃をしーちゃんと呼び始めそのうち僕のこともやーちゃんと呼び始めたわけだ
信「へーへー」
神「わかりました」
浜「よかったら三人もお茶いかがですか？」
三「ハ・・・ハイ！！喜んで」
三人は僕達に見せた態度とは違い背筋を伸ばして言う
何だろうこの態度の違い、まぁそれよりも・・・
神「ご愁傷様です・・・」
聞こえない様に呟く
信「で、本日のお茶・・・ってコレ ナニ？」
三人は凄い味に椅子から落ちるほど悶えていた
浜「センブリとどくだみと高麗人参とスッポンの血をブレンド」
神/村「やっぱり『まずい/っ』
浜「あとヒルガオとスイカズラ体にいいわよ？」
神「ほどほどにしてください・・・」
あまりの不味さに半泣きになりながら言う
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 8人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ダメネコ | 作成日時：2017年8月8日 22時
