幼き少女は鬼を斬る (ページ23)

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新たな任務ページ23

煉獄さんとの機能回復訓練を終えたある日の昼下がり。

煉獄さんはお館様に呼ばれて家を留守にしていた。

特にやることがないので千寿郎が打ち込み稽古の相手をしてくれている。

千寿郎「冬さん、前より打ち込みが強くなりましたね！」

冬「千寿郎くんのおかげだよ。ありがとう！」

千寿郎「いえ、僕はなにもしていないので…。言うなら兄上に言ってあげてください」

そう言いながらも嬉しそうに頬を赤らめた。

カァー！カァー！

ふと上を見上げると鎹鴉が上空を旋回しながら降りてきた。

鎹鴉「天野冬！これから炎柱・煉獄杏寿郎、竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助、天野真と無限列車の任務に向かえ！カァー！」

千寿郎「兄上との任務ですね！！頑張って行ってきてください！」

冬「はい！！」

煉獄さんと初の合同任務楽しみ！

頑張らないとっ！！

この時、妙な胸騒ぎがしたのはきっと気の所為だ。