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禰豆子ちゃん ページ20

入院してから3日後、アオイちゃんから許可が出たので機能回復訓練が始まるまでの間超屋敷の中でなら歩いていいと許可が出た。


こんな温かい日は外での散歩がいいんだけどな…


廊下をテクテク歩いているとふと鬼の気配がした。


どうしよう、刀は今持っていないし超屋敷の中で暴れるわけにも行かない。


でも、もし鬼が動き出したら…


よし、少し様子を見てみよう。


そうしたらカナヲちゃんに知らせればいい。(しのぶさんは任務中)


鬼の気配がする部屋の扉に手をかけた。


中に居たのは凶悪そうな顔をした鬼…ではなく可愛らしい女の子の鬼が居た。


すっごく楽しそうに折り紙を折っている。


え?どういうこと?


分からなすぎて頭の中が困惑する。


女の子の鬼はこちらに気づくと嬉しそうに手を振ってきた。


可愛いけど、どうして鬼がこんな所に…?


善逸「何してるの?冬ちゃん。」


冬「うわっ!!ビックリした!!」


後ろから善逸がヌッと出てきた。


し、心臓が止まるかと思ったぁ…


善逸「あ!禰豆子ちゃぁぁん!!」


えっ


冬「ぜ、善逸くん!?お、鬼だよ!?」


善逸「あ、冬ちゃんは知らないんだったけ」


なんのことだかさっぱり。


善逸「禰豆子ちゃんはね〜、炭治郎の妹で俺の将来のお嫁さ〜ん。えへへへ〜!」


なんとなく理解した。


禰豆子ちゃんは炭治郎の妹で、善逸くんが勝手にお嫁さんと言っているので間違いないかな!


禰豆子「むぅ〜!!」


冬「うわぁ!!」


い、いつの間に足元に来てたの……?


禰豆子「うっ!むぅー!!」


禰豆子ちゃんは私にお花の形をした折り紙を渡してきた。


冬「え、くれるの?」


禰豆子「むん!!」


善逸「禰豆子ちゃん!!俺には〜?」デレデレ


禰豆子「むうっ!」


禰豆子ちゃんは首を横に振った。


どうやらないらしい。


善逸が振られた〜と叫んだ。


禰豆子ちゃんは私に折ってと言わんばかりに折り紙を渡してくる。


可愛い…。


冬「なんか、妹ができた気分…。」


善逸「禰豆子ちゃん14歳だよ?」


冬「うそっ!?」


私より年上っ!!

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ホノ - リクエスト募集中です! (2021年9月14日 13時) (レス) id: 91a22399f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホノ | 作成日時:2020年10月14日 20時

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