大っ嫌いグループ part3

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貴方side


次の日。ダンスレッスン





明日はいよいよ真剣SUNSHINEのPV撮影だ





今日も少し早めに来て、ダンスの練習




久しぶりに髪を団子にして、練習を始めた





フリは本当に簡単なんだけどね…笑




ｶﾞﾁｬ




次に来たのは勿論、山田さん





涼「おはよ」




「おはようございます」





挨拶を交わし、靴が床と触れあう音しか聞こえなくなった




私が踊っていると



ｶﾞﾁｬﾝ !!!




後ろから物音がした




涼「いっ………たぁ……」



振り返ると……


腕を少し赤くし、痛そうにしている山田さんがいた



「！！！大丈夫ですか？」




すぐに駆け寄る




涼「これくらい…大丈夫だよ」




そう言ってるけど腕は少し赤くなっている




涼「ダンスしてたら壁とぶつかっちゃって……」苦笑




私は自分のバッグから湿布を取り出した





涼「そんなの持ちあるいてんの…？」




「まぁ、何かあっちゃいけませんからね。。」





そっと腕に湿布を張り、そこに包帯を優しく巻いてあげた





涼「サンキュ。助かったよ」



「気をつけてくださいね？」




涼「おぅ。

やっぱりお前は連に似てて、本当優しい奴なんだな…

本当にありがと」





「えっ………」




今まで、感謝なんてされたことないのに……




私は感謝をされたんだ。

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