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真剣な轟くんに負け、ﾎﾟﾂﾘ、ﾎﾟﾂﾘと先程見た光景を話す
「…それでね、爆豪くんがその子とキスしてたの」
「ショックでその場から逃げてきちゃった」
轟くんは足の上に組んだ自分の手を見ながら、黙って聞いてくれてる
あまりに何も言わないからつい言わなくていいことまで口走る
「私ね、爆豪くんのそばにいられるだけで良かったの」
「あの子と爆豪くんが一緒になっても、そばにいられるだけでいいって思ってたの」
「でも違った」
「あの子と爆豪くんが一緒にいるだけで嫉妬して」
「キスなんかすれば涙が出て」
「あの子が羨ましくてたまらないの」
「そばにいられればいいなんて、綺麗事、もう言えないの」
私ってこんなに醜かったのね、なんて吐き捨てる
「ごめんね、喋りすぎちゃった」
ずっと黙り込んでる轟くんに謝る
こちらを向いた轟くんは私の顔を見た途端、
ｷﾞｭｯと私を抱きしめた
《少女は泣いていた》
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あや(プロフ) - 夢主ちゃん好きすぎるwww すっごく素敵な作品だと思います〜♪これからの展開も気になります！関わった死柄木や轟とはまた絡みがあるのかな？？すっごい気になります！頑張ってくださいー！ (2018年10月6日 3時) (
レス) id: c20015695a (このIDを非表示/違反報告)
シフォン(プロフ) - 夢主ちゃんのメモのチョイスがｗｗ (2018年10月5日 0時) (レス) id: a91870086a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りょか | 作成日時：2018年10月4日 23時
