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触れるだけのキスをした彼女は爆豪くんへ抱きつく
「…ｯ」
見たくなくて気づけば廊下を走っていた
ぐるぐると先程の光景が頭を駆け巡る
なんで…なんで…
.
爆豪くんに会いたくなくて、さっさと学校を出る
早足で歩いてくうち、ﾎﾟﾛﾘ、と一筋の涙が頬を伝う
1つ流れれば堰を切ったように溢れる涙
立っていられなくてｽﾞﾙｽﾞﾙその場にしゃがめば
「…A？」
背後から声をかけられる
振り向くと
「轟くん…」
驚いた顔をした轟くんの姿
「どうした？具合悪いのか？」
「だいっ、じょうぶ」
「どこか痛むのか？」
ﾌﾙﾌﾙと首横にを振る
とりあえず座ろう、と轟くんは私の手を引っ張り公園へ連れていってくれた
2人でベンチに座る
ｽﾞﾋﾞｯ、ﾋｯｸ
私の嗚咽と鼻をすする音が辺りに響く
「何があったんだ」
少し落ち着いた頃に轟くんが問う
「話せないか？」
黙り込んだ私の方を向き、優しそうな声で呟く
「…ｯ、ごめんなさい…」
迷惑かけたくないの、と言えば
「迷惑じゃねェけどな」
すかさずかえってくる答え
《こちらを見た氷の彼の目は真剣だった》
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あや(プロフ) - 夢主ちゃん好きすぎるwww すっごく素敵な作品だと思います〜♪これからの展開も気になります！関わった死柄木や轟とはまた絡みがあるのかな？？すっごい気になります！頑張ってくださいー！ (2018年10月6日 3時) (
レス) id: c20015695a (このIDを非表示/違反報告)
シフォン(プロフ) - 夢主ちゃんのメモのチョイスがｗｗ (2018年10月5日 0時) (レス) id: a91870086a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りょか | 作成日時：2018年10月4日 23時
