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とっても美味しい夕飯を食べ終わり、
大浴場(なんであるの…？)でみんなでお風呂に入るようだ
脱衣所で服を脱いでいると
「ねぇ、A」
「ん？なに、三奈ちゃん」
「その傷どーしたの？」
“その傷”と指されたのは、丁度おへその斜め上ら辺についている
数cmほどの傷
「手術でもしたん？」
お茶子ちゃんも聞いてくる
「あー……んー…、生まれ、つき、ついてるんだよ…」
「そうなんだね〜」
「うん、あ、お風呂はいろ」
「そやね！」
触れてはいけないと思ったのか、2人は簡単に引き下がり
浴室に向かう
お茶子ちゃんと、三奈ちゃんの後につきながら、
お腹についた傷を指先でツッとなぞる
生まれつき、なんて嘘をついたが
これは父と母が死んだ事故で、ついた傷
車の破片が刺さった、とかだったと思う
あまりよく覚えてないのだが
事故の記憶はほぼ無い
何があって、父と母が死んだのか覚えてないのだ
後でお医者様から、飲酒運転の車が歩いていた私達に突っ込んできて
私を守って父と母は死んだ、と聞いたのだ
事故のショックで覚えてないのだろう、とお医者様は言っていた
よくあることだ、とも
そういえば、お医者様達は父と母の遺体を見せてくれなかった
どんなに酷くても良いから、一目だけでも見せてくれ
と、言っても見せてくれなかった
あの時はそこまで疑問に思わなかったが
棺に入ってからでも見せてくれないのは
少しだけ、おかしいのではないのだろうか
《彼女に芽生えた疑問は靄のように彼女の心に広がる》
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yukki(プロフ) - 轟くんの好きなお蕎麦は「あったかくないやつ」ですよ^^ (2020年4月4日 10時) (
レス) id: 4f95f6d532 (このIDを非表示/違反報告)
りょか(プロフ) - 運子さん» ごめんなさい…この小説を作ったのがイラストの申請が要らない時だったので、載ってないんだと思います(><) (2019年3月22日 8時) (レス) id: 53173746d9 (このIDを非表示/違反報告)
運子 - あの、イラストが載ってないんですけど(；・∀・) (2019年3月21日 23時) (レス) id: 7d79f68210 (このIDを非表示/違反報告)
いせは(プロフ) - 志龍さん» そうでしたっけ…汗、ありがとうございます！直しておきますね！ (2017年6月27日 9時) (レス) id: 9a66e145a6 (このIDを非表示/違反報告)
志龍(プロフ) - 相沢先生じゃなくて相澤先生ですよ^^*これからも応援してます！ (2017年6月26日 23時) (レス) id: 9ea6b44162 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りょか | 作成日時：2017年6月13日 23時
