特別指導

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「やっぱりな、」




「す、すいません」




あー、もう終わりだ



こうなったのもお母さんのせい




賛成したお父さんのせい





「お前、顔上げろ」



俯く私に優しく声をかける先生






「うちの学校はアルバイト禁止だよな」




「、はい」






「家庭の事情とかあるかもしれないけど、無断は駄目だろ」





「すいません」





先生は買ったコーラを机に置き





私の頬に手を這わせ









「お前、特別指導な」






色っぽい顔でそういった








「明日、放課後国語準備室な」






そういうと店から出て行った






.





.









「ユンギさん！！特別指導ってなにされるんですか！？！？」




「知らねーよ」





「え、1番悪いことしてそうなのに？」






「ホソガ、俺をなんだと思ってんの」









あぁ、もう明日から学校行きたくない





「ヌナ、あの人コーラ置いて行きましたよ。」




あの先生、、






コーラ絶対わざと忘れたでしょ





「あの先生、かっこよくない？」



「そーゆー問題じゃないの！！！」




ホソクお願いだから空気読んで






「ヌナ、バイト辞めないで下さいよ」



私の袖をちょこんと握り、うるうるの目で訴えるグクくん



か、可愛い、、






「あったりまえだよ！！絶対辞めないよ！！」




ヌナは絶対辞めないからね！！

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