今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:477 hit
小|中|大
10 ページ10
日向が体育館から出ていくのを眺める事しかできなかった
「もうすぐ終わるな…昼休み」
影山君が言った
とても眠そうな顔で…さっきまでの事が嘘みたいだ
「次の時間もバックれるぞ」
影山君もそんなこと言うんだ…
いやそんな事思ってる場合じゃない
「…誤解されちゃうよ?2人して次の受業にいなかったら…。
それに日向にも…見られて…」
「…俺の言う通りにしろ…」
ギュッと抱きしめられた
「…だめだよ。だって私は…」
「日向の所にいくのか…」
「…それは___」
生暖かい唇の感触が重なった
影山君の舌が入念に口の中を探る
乱暴に噛み付くようなキスだ
私を抱きしめていた掌が体に触れる
「あ……ん…っ」
「…」
「や…め…」
「…もっと…声…聞かせろ」
どうして…こんな事に
「……俺から離れていくな」
私達の関係が始まりを告げた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:モチユ | 作成日時:2022年11月22日 22時