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「別に…何も」


やばい。バレてた。

ていうかこの人絶対私とは人種が違う人だ



前だって学校の女子がカッコいいよねって噂してるの聞いたことあるし



「 …ふーん、Aさんって日向の事よく見てるよね」



ギクっっ!



「そんな事ないよ。気のせいなんじゃない?」


「そうかなぁ…。」



私の机に頰杖をして教室の外で話す日向を見た


男子のこの距離感…普通?普通なの…?

全然話と関係ないけど…!



「いつでも話聞くよ」



目が合ってどきっとした

そんな優しそうな顔するんだ…って


「…」



なんて答えたらいいのか迷い無言を貫いている

こんな時どんな返しをすればいいんだ…っ



緊張でに影山君は立って私の頭にポンッと手を乗せた



「じゃ…俺飯食いに行くから」

「は…はいっ」



そのままどこかにいなくなる影山くん



なんて…一瞬の出来事だったんだ…。

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作者名:モチユ | 作成日時:2022年11月22日 22時

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